使えないレジ袋

使えないレジ袋 2009_01_26

 

実家に帰ると困ることがある。
昨年からスーパーのレジ袋が有料になったのだ。
一枚5円取られる。
5円ぐらいどうって事ないのだが、カードで支払いを済ませてしまってから袋がないことに気がつくことが多く、結構メンド臭い。
普段、東京では何も言わなくてもくれるから、忘れてしまうのである。

私はレジ袋の有料化はあんまり意味がないと思っている。
エネルギー的に見れば、レジ袋なんざ多寡がしれている。
ちょうど冬だし、部屋の中でレジ袋を一枚燃やしてみればいいのだ。
どれほどの熱量を持っているかが判るだろう。
レジ袋を1枚節約するぐらいなら、エアコンを30秒切った方がよほどマシである。
エアコンがんがん入れて生活してるくせに、レジ袋だけ節約して「私エコだわあ」なんて言ってるマダム達に私は反省を促したい。

そんな話はどうでもいいのだが、有料のレジ袋は厚手のしっかりとしたものが貰える。
なにせ5円だからな。
一枚5円だと思うと捨てるのも勿体ないので、ゴミ袋にでも使い回そうかと思う。
実家にいるときは実際そうやって暮らしていた。

ところが、東京に戻ってきて無料のレジ袋をもらうと、非常に薄っぺらいことに気付く。
よくもケチったりと感心するほどに薄いな。
引っ張り強度は意外と強いのだが、私がよく買うラーメン(中華三昧)の角で簡単に裂けてしまうし、何もしなくても初めから穴が空いている。
袋の底、折り畳まれて接合されている部分に必ずと言っていいほど穴が空いているのだ。
生ゴミ用の小さいゴミ箱に使おうかと思うのだが、穴が空いているから使えない。
水気があるからな。
これはもう捨てるより他にないのである。
いかにも勿体ない。

別に私は袋を大切にしたいわけじゃない。
だったら、はじめからエコバッグでも持って歩くよ。
しかし、ただ捨てるだけは勿体ないな。
5円払ってでもイイから、もっとマシなレジ袋が欲しいとちょっとだけ思う。
それはあくまで、エコバックを持って仕事へ行く気にはならない程度の気持ちである。


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