いよいよ今週からプラゴミの分別回収が始まる。 なんでも、私の住んでいるところは市役所が直接回収しているから、外注している地域より早く始まるらしい。 一部先行して開始することによって、問題点でも見つけようとしているのかな。 まったく面倒な話である。 もっとも、私はそれほど分別にアレルギーはない。 東京にいたときは分別してたから。 あれは可燃ごみを減らすことが目的であって、リサイクルじゃないから、そこは違うけれども。 田舎だとご近所の目があるから、まわりより突出して汚れたゴミを出すわけにはいかない。 どの程度まで綺麗にして出す必要があるのか、ご近所さんの様子を伺いながら、リサイクルに出すボーダーラインを決めていかなければならないだろう。 その点はちょっと気が重いかもしれないな。 先週の金曜日に最後の可燃ごみを出して以降、プラゴミを分別し始めたのだが、やってみるとその量に驚く。 私みたいに生ごみを出さない人間だと、8割方プラゴミだな。 このために45リットル用の蓋つきゴミ箱をアマゾンに発注したけど、1週間に回収が1回だとゴミ箱から溢れそうだ。 プラゴミがこれだけあるということは、それだけ原油を精製しているわけである。 大丈夫なのかな?と思うね、ガソリン車などの内燃機関を廃止しちゃって。 だって、余っちゃうでしょ、プラの原料であるナフサを作る過程で、どうしてもできちゃうんだから、ガソリンその他が。 プラゴミをいくらリサイクルするといっても、おそらく限度がある。 100%リサイクルはできない。 そうすると、絶対ほかの燃料ができるはずなんだ。 どうするつもりなんだろう。 その辺の計画を聞いたことがないけど。 ライフスタイルや流通などを少しずつ変えながら、プラの消費量が減った分だけ内燃機関を減らしていかないとバランス取れないんじゃないかな。 今でも軽油の使い道がないから、捨て値で輸出しているらしいけど。 結局、他所の国で燃やしてたら意味ないじゃん。 まあ、実際にその時が来たら、実態に合わせて計画の方が変わるんだと思うけどね。 おそらくプラゴミのリサイクルにあんまり実効はないだろう。 回収やリサイクルにかかるコストの方が上回りそうな気がする。 意味があるとすれば、プラゴミの量を我々が実感できることぐらいかな。 それでプラスチックの消費量自体が減れば、それはそれでいいのかもしれない。 |