真珠婦人のように

真珠婦人のように 2002_12_27〜29

 

私は採血の注射針が怖い。
この一年で急に怖くなった。
あんな太い針を大事な大事な静脈に刺すなんて、とんでもない話である。
ばい菌が入ったりするのは言うに及ばず、細胞修復時にガン化でもしたらどうしてくれるのか?
私は断固拒否したい。
というか、健康診断でホントに拒否してみたところ、意外にも通った。
世の中、言ってみるものである。
もっとも女医さんに5分ほど説教されたが・・・。

まあ、それはともかく、私は自分の体がかわいくて仕方ないのである。
この体を守り抜いていきたい。

「あんた本当にラグビーやってたの?」と言われるのだが、それとこれとは話が違う。
ラグビーは結果的に怪我してしまうだけなのであり、はじめから怪我すると決まっているわけではないのだ。
そもそも私は体をいたわるラガーマンであった。

ところで話は変わるが、インターネットっていうのは凄いところで、流出裏ムービーを入手することが出来る。
「流出裏」なので、もちろん局部が丸見えである。

で、私は「あかん。あかんて。もう止めたって!」と思った。
なにが「あかん」て、激しすぎ。
そんなにしたら切れるって。
下半身とは関係なく、私の理性がそう訴えていた。

女性は大変だね。
初めての時は大層痛いものだそうだし、出産時には股から子供が出てくるわけである。
信じられない。
さらには赤ちゃんが出やすいように麻酔なしで産道を切ったりもするらしい。
想像するだけで私は倒れそうである。
だいたい、それ以前に入れられるのがイヤ。
気持ち悪い!
本当に男に生まれてきて良かった。

もし仮に私が女性であるならば、絶対に性交渉は持たない。
自分は入れたくても入れられるのはイヤ!
私は永遠の処女を貫き通したいと思うのである。
よしんば何らかの理由で結婚しなくてはならなくなっても、私は強い決意で純潔を守る。
いや、守るわ。
そう・・・、それはあたかも「真珠婦人」のように!




<余談>
最後の一行が書きたかっただけ、という話もある。

『真珠婦人』は、お昼のメロドラマ(東海テレビ製作)。
私は総集編しか見てないけど。
あの時間帯のメロドラマは侮れないね。
『愛の嵐』とか『愛の天使』とか。



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