払わなければ身につかない

払わなければ身につかない 2012_08_11

 

実家で一人暮らしをしていて、常夜灯がしょっちゅう切れることに気づいた。
ワンルームに住んでいたときは点けてなかったのだが、今はリビングの常夜灯を一晩中点けっぱなしだからだろう。
トイレ行くのにリビングを通らなければならないから、真っ暗って訳にもいかないんだよね。
感覚的には千時間保たない感じだな、実家に遺されていた買い置きの常夜灯って。
消費電力的には大したことなくても、これだけ頻繁に切れるようならLEDに換えた方が圧倒的に経済的だろう。
先日、まだ明るいうちに常夜灯が切れているのに気づいて、ここぞとばかりに私はLED常夜灯を買いに行った、ヤマダ電機に。

適当に見繕って帰ってきて、点けてみたらビックリ。
何にも見えない。
暗すぎるのである。
ネットで調べてみたら、どうも大抵みんな同じ経験をするんだそうである。
同じ消費電力でも評判のいいやつを選ばないと、暗すぎてまず使い物にならないらしい。

こんな商品が存在することが不思議で仕方ない。
だって、他に用途がないじゃん。
瞳孔を目一杯拡げて、かろうじて物の輪郭が見える程度の明るさの常夜灯って、何に使うんだろうか。
開発している段階で暗すぎるって当然分かるでしょ。

結局、アマゾンで評判のいいやつを買ったんだが、レビューを見ていて思い出した。
この記事、読んだことある。
以前LED電球を調べているときに読んだレビューだったのだ。
つまり私は、LED常夜灯は選ばないと失敗する、ということを知っていたはずなのに失敗を回避できなかった。
金額的には大したことないけど、ちょっと悔しい話だな。
暗すぎる常夜灯を見て、これも授業料かと思ったが、避けられるものなら避けるべきだった。
授業料払わないと身につかないってことなのかね。


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