考えることは同じ

考えることは同じ 2016_01_31

 

コンテンツが足りなくなった。
Huluとアマゾンだけでは観たいと思える動画が足りないのである。
アマゾンプライムはおまけの割には観たいモノがたくさんあったけど、それでもあっという間に消化してしまった。
もちろん特別観たくないものであれば、Huluにもアマゾンにも一杯あるのだが、人間贅沢なもんで、観たくないモノを観るのは嫌になったのだ。
仕方がないので、Netflixにも加入してみた。

Netflixってログインしないとコンテンツが検索できなくて、加入して初めてラインナップがわかった。
やはり大半はHuluなんかと重複している。
それでもやっぱり独占コンテンツはあるんだ、日本国内向けでも。
時限独占なのか、完全独占なのかは分からないが。
観たいモノを全部見ようと思ったら、やはりNetflixも押さえておかなければならないようである。

想像だけども、日テレがHuluの日本法人を買収しちゃったから、他の放送局はHulu以外にコンテンツを供給したいんじゃないかな。
オンデマンド分野で日テレのひとり勝ち状態はつくりたくないでしょ。
一方で、日テレ系はHulu以外にコンテンツを供給しないだろう。
とすると、国内向けのテレビコンテンツが一カ所に集中することは、おそらく当面は望めない。
つまりHulu+αが必要だって事になる。

ところが、大半のコンテンツは重複しているわけである。
アマゾンは年間契約だから除外するとしても、ずっと複数と契約する必要はないよな。
例えば、HuluとNetflixを毎月交互に契約するとかにした方が効率的だろう。
とりあえず今はNetflixの独占コンテンツを消化することにして、Huluの方をお休みしようかと思った。

がしかし。
Huluのアカウントホールド機能は1月いっぱいで廃止されるそうである。
アカウントホールドってのは視聴履歴とかマイリストなんかを残したまま休会できる便利な機能だったのに。
みんな考えることは同じなんだろうね。
Netflixが日本上陸してから、休会する人が増えたんじゃないかな。
人間の心理としては止めやすい方を止めるだろうから。
便利な方がユーザーを失うってんじゃあ、そりゃやってられないだろう、Hulu側も。

普通は競争が激化するとユーザーにメリットのある施策が打たれるもんだけど、今回は逆になった。
コンテンツの質・量を競い合うとか、契約し続けているとどんどん安くなるとか、何かユーザーにメリットのある形で戦ってもらいたいもんだね。


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