東京は今日も雨。 何時になったら、この梅雨は終わるのか。 雨が降り続く限り、私は毎日シアトルマリナーズの帽子を被って出勤することになるのである。 というのも、私は雨でも自転車通勤。 濡れても全然平気なのである。 雨ごときに負けてたまるか。 帽子で視界を確保出来れば、それでオッケーなのだ。 だが、マリナーズの帽子を被ると、なんかミーハーな人間に見えるのではないかと私はとても心配している。 私はイチローのファンでも佐々木のファンでもないし、大リーグブームに迎合しているわけでもない! 私はこの点について自分を弁護したいと思っている。 もう8年近く前のことになるが、私は兄が駐在していたソルトレイクシティーに遊びに行った。 そこでNBAの試合を生で見て、私は大感激したのである。 こんな面白いものがこの世にあるなんて! NBAの虜になった私は、スポーツショップでNBAアイテムを買って帰ろうと企てた。 帽子も買おうと思ったのである。 ところが。 私の頭にNBA公認帽子ははまらなかった。 ちょっと小さい、というレベルではなく、明らかにはめることは不可能であった。 私の頭が大きいということは伏せておくとしても、そもそもバスケットボールのアイテムとして帽子は需要がないのかもしれない。 すっかり帽子を買う気になっていた私は、やむなく別の帽子を買おうとした。 どうやらMLBの帽子ならギリギリ入りそうである。 すると、店員が私に勧めてきたのだ、ノモのドジャース帽なんかはどうだい?と。 なんたる屈辱! 私をそんじょそこらのミーハー共と同列に扱うとは!(当時はノモフィーバーだった) まあ、彼は私がどんな人間なのか、知っているはずもないのだが。 ドジャース帽を私は断固拒否した。 そこで私はマリナーズの帽子を選んだのである。 みんなが「野茂野茂」言っているときにこそ、敢えてマック鈴木! これが美しいんじゃないかと思った。 全然活躍してなかったからね。 つまり、私のマリナーズ帽はマック鈴木を象徴しているのである。 そこんところを理解して頂かないと私はたまらない。 イチローも佐々木も関係ないのだ。 よく見て! おなじ緑でも、色が明るいでしょ。 これは昔のデザインなんだよ。 誤解しないで。 |