マック鈴木のシアトルマリナーズ

マック鈴木のシアトルマリナーズ 2003_07_24

 

東京は今日も雨。
何時になったら、この梅雨は終わるのか。
雨が降り続く限り、私は毎日シアトルマリナーズの帽子を被って出勤することになるのである。
というのも、私は雨でも自転車通勤。
濡れても全然平気なのである。
雨ごときに負けてたまるか。
帽子で視界を確保出来れば、それでオッケーなのだ。

だが、マリナーズの帽子を被ると、なんかミーハーな人間に見えるのではないかと私はとても心配している。
私はイチローのファンでも佐々木のファンでもないし、大リーグブームに迎合しているわけでもない!
私はこの点について自分を弁護したいと思っている。

もう8年近く前のことになるが、私は兄が駐在していたソルトレイクシティーに遊びに行った。
そこでNBAの試合を生で見て、私は大感激したのである。
こんな面白いものがこの世にあるなんて!
NBAの虜になった私は、スポーツショップでNBAアイテムを買って帰ろうと企てた。
帽子も買おうと思ったのである。

ところが。
私の頭にNBA公認帽子ははまらなかった。
ちょっと小さい、というレベルではなく、明らかにはめることは不可能であった。
私の頭が大きいということは伏せておくとしても、そもそもバスケットボールのアイテムとして帽子は需要がないのかもしれない。

すっかり帽子を買う気になっていた私は、やむなく別の帽子を買おうとした。
どうやらMLBの帽子ならギリギリ入りそうである。
すると、店員が私に勧めてきたのだ、ノモのドジャース帽なんかはどうだい?と。
なんたる屈辱!
私をそんじょそこらのミーハー共と同列に扱うとは!(当時はノモフィーバーだった)
まあ、彼は私がどんな人間なのか、知っているはずもないのだが。
ドジャース帽を私は断固拒否した。

そこで私はマリナーズの帽子を選んだのである。
みんなが「野茂野茂」言っているときにこそ、敢えてマック鈴木!
これが美しいんじゃないかと思った。
全然活躍してなかったからね。
つまり、私のマリナーズ帽はマック鈴木を象徴しているのである。

そこんところを理解して頂かないと私はたまらない。
イチローも佐々木も関係ないのだ。
よく見て!
おなじ緑でも、色が明るいでしょ。
これは昔のデザインなんだよ。
誤解しないで。


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