右足を痛めた。 5日ほどで、どうにか普通に歩けるまでに回復したが、怪我をした時は病院に行ったら絶対入院させられる、と思うほどに痛かった。 満足に歩けない間、それでも何とか暮らすことが出来たのは、左足が右足よりも遙かに強かったからだ。 学生時代に「インクライング レッグプレスマシン」という器機で、力比べをしてみたら、左足は右足の1.5倍の重さに耐えた。 もちろん、バランスが悪いから怪我したんだろうけど。 この事は、小学生の頃から不思議に思っていた。 サッカークラブに入っていて、キック力ではチーム1、2をあらそうほどの力自慢だったのに、利き足の右よりも、立ち足の左が太かった。 子供心に、蹴るときに一本足になる立ち足の方が、けり足よりも負担が大きいんだろうと考えていた。 (でも、マラドーナとかは、左の方が太かった) ついこの間、軸足が左の人は右パンチが、軸足が右の人は左パンチの方が強いという記事を読んで、なるほどね、と妙に嬉しかったのだ。 実際に試してみると、右利きの私はストレートを放つとき、ぐっと左足を力強く踏み出している。 逆に左ストレートを出そうとすると、自然右足が前に出るが、やはり力は入らないのだ。 記事では、軸足によってパンチ力が変わる、という書き方がしてあったが、これは逆で、利き手によって軸足が決定されるのではないか? そう思うと、なるほど、利き手が右の人は、利き足も右になる。 話に整合性があるなあ、と妙に感心してしまい、かつ、自分の足の秘密も明らかになったような気がした。 別にだからどうだというわけではないのだが、なんか嬉しい。 変かな? |