利き手、利き足

利き手、利き足 '99_01_27

 

右足を痛めた。
5日ほどで、どうにか普通に歩けるまでに回復したが、怪我をした時は病院に行ったら絶対入院させられる、と思うほどに痛かった。

満足に歩けない間、それでも何とか暮らすことが出来たのは、左足が右足よりも遙かに強かったからだ。
学生時代に「インクライング レッグプレスマシン」という器機で、力比べをしてみたら、左足は右足の1.5倍の重さに耐えた。
もちろん、バランスが悪いから怪我したんだろうけど。
この事は、小学生の頃から不思議に思っていた。
サッカークラブに入っていて、キック力ではチーム1、2をあらそうほどの力自慢だったのに、利き足の右よりも、立ち足の左が太かった。
子供心に、蹴るときに一本足になる立ち足の方が、けり足よりも負担が大きいんだろうと考えていた。
(でも、マラドーナとかは、左の方が太かった)

ついこの間、軸足が左の人は右パンチが、軸足が右の人は左パンチの方が強いという記事を読んで、なるほどね、と妙に嬉しかったのだ。
実際に試してみると、右利きの私はストレートを放つとき、ぐっと左足を力強く踏み出している。
逆に左ストレートを出そうとすると、自然右足が前に出るが、やはり力は入らないのだ。

記事では、軸足によってパンチ力が変わる、という書き方がしてあったが、これは逆で、利き手によって軸足が決定されるのではないか?
そう思うと、なるほど、利き手が右の人は、利き足も右になる。
話に整合性があるなあ、と妙に感心してしまい、かつ、自分の足の秘密も明らかになったような気がした。

別にだからどうだというわけではないのだが、なんか嬉しい。
変かな?


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