東野幸治のラジオを聴いていると、よくこうず(神津?)プロデューサーの名前が出てくる。 東野は彼のことを変人だといつも言うのだが、その例として巨人ファンである彼の野球の観かたを挙げる。 巨人戦を全部録画しておいて、勝った時だけ頭から全部観る、変人でしょ?と言うのだ。 私はそのたびに、全然変人じゃないよ、と思うのである。 というのも、野球を観るのが無駄すぎる。 頭から見始めて、勝ちそうだと思って見続けていたのに、終盤逆転負けした時の徒労感といったらないね。 ホントに無駄だった、と思う。 めちゃくちゃ長いからね。 今年はまた頻度が酷い、逆転負けの。 やってらんねぇよ。 野球はプロスポーツとしてはよくできてる。 強いチームでも7割は勝てないし、弱いチームでも3割は勝つ。 数十年スパンでみれば、お金持ちのチームでも5割5分ぐらいしか勝てないんじゃないかな。 情報量の観点から言えば、勝率5割で最大になるから、その競技のファン全体を考えれば優れたデザインであると言えるだろう。 サッカーやバスケなんかよりずっと優れているはず。 でも、そんなこと私には関係ないから。 143試合全部勝って欲しいんだよね。 それが叶わないなら、勝った試合だけ見るしかないじゃん。 神津Pは全然変人じゃない。 頭から全部観てるだけ立派だよ。 私なんか、ダイジェストの中の巨人が得点したシーンとゲームセットとシーンしか見ないからね、最近。 それが一番得だと私は思うに至ったのである。 |