ドアノブは変わらない

ドアノブは変わらない 2022_01_23



ドアノブの調子が悪かった、居室の。
10年も前にノブは取れちゃって、応急処置で済ましていたのだが、ついに止め金具の方がいかれだしたのである。
無理もない。
なんせ40年以上も前に取り付けたものだから。
40年も経てば壊れても仕方ないだろう。

最初は穴をふさごうかと思ったんだ、金具が引っかかる穴を。
どうせ独り暮らしなんだから、ドアがぴったり閉まる必要もないかと思って。
でも、交換可能なドアノブが存在するか、一応調べるだけ調べてみた。
留め金の側面に「技研」って書いてあったから、川口技研のホームページを調べてみた。
ドアノブに「技研」って書いてあったら、川口技研のことらしいんだ。

そしたら、あった!まったく同じものが。
「宮殿1号空錠」ってやつなんだけど。
デザインも寸法も全く同じ。
ドアノブって40年経っても変わらないんだな。
鍵の付いてないドアノブをモデルチェンジする必要がないのかもしれないが。

ただし、川口技研では直販してなさそうだった。
どこで買えるのかと検索してみたら、どこでも買えた。
アマゾンでも楽天でもyahooでも。
ポイントバックを計算に入れるとyahooが一番安かったから、早速yahooに発注した。

3日ほどしてドアノブは届いた。
付け替えはめちゃめちゃ簡単。
だって、ねじ穴の位置まで全く同じだからね。
ものの15分で交換完了してしまった。
壊れたドアノブを外した時に鉄粉のようなものが大量に落ちてきて、ちょっとびっくりしたけど。
40年もガチャガチャやってれば、金属も削れるんだろうね。

こんなことなら、もっと早くやっておけばよかった。
困りごとがこんなにすっきり解決することなんて滅多にないよ。
近年稀にみる痛快事だったな、これは。


戻る