紙パックは偉大だ

紙パックは偉大だ 2017_06_13

 

昨年のことだったか、シャープのサイクロン掃除機を買った。
1万円強ぐらいだったかな。
急にダニが気になって、自室専用の掃除機が欲しくなったのだ。
他の部屋で使った掃除機ヘッドを布団に当てるのが気持ち悪いから。

最初は満足してたんだ。
よく吸うし、ゴミが見えるから掃除したって気持ちになる。
安くていい商品だと思った。
ところが、やっぱりそう上手い話はない。
すぐに吸引力が落ちてしまうのだ。
というのは、フィルターが詰まっちゃうから。
ゴミ容器の内径側にフィルターがついているのだが、内径だけにフィルターの面積が小さいのである。
だいたい5回使ったら、フィルターを洗わないとダメな感じかな。
布団を吸ってるからってのもあるんだろうが。

問題はむしろここからである。
紙パックを使わない掃除機ってお手入れがメチャメチャ大変なの。
ゴミ容器のゴミを捨てるだけならいいのだが、それよりフィルターとゴミ容器のフタ側についている蛇腹みたいなの(HEPAクリーンフィルターというらしい)の掃除が大変。
小麦粉みたいに細かい埃が押し固められたように付着しているのだ。
これを取り払おうとすると粉じんが舞うんだよね。
おそらくダニの死骸とかが一杯含まれているであろう粉じんが。
折角掃除してんのに、却って体に悪そうだよ。

仕方がないので、フィルターの掃除は外でやらなければならない。
もちろんそれだけでは済まず、マスクをつけて、上下ウインドブレーカーにフードを被った出で立ちで私はいつもお手入れをしているのである。
服について埃がついてもいいようにね。
風がたまたま自分の方向に吹いてくると、大変なことになるから。
涼しいときはそれでも、まあガマンできたんだ。
しかし、夏は辛いね。
こんな事やってらんないよ。
もう二度とこんな掃除機は買わないと誓った。

そう思うと、紙パックは偉大だな。
紙パックって手間がかからないだけじゃなく、フィルターの面積も広いし。
紙パック式の掃除機も使ってるけど、紙パックを頻繁に交換する必要はないもの。
ひとり暮らししてる分には年に二回ぐらい交換するだけで済む。
お手入れする手間を考えたらメチャメチャお得。
今度からは絶対紙パック式を買う!


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