『スリーハンドレッド』という映画を観ていて、あれっ?と思うことがあった。 映画の説明は面倒だから止めておく。 この映画には敵方としてペルシャ王が出てくるのだが、異様に目の黒い部分が大きいのである。 ちょっと普通の人間とは思えなかった。 気持ち悪いぐらい。 おそらくCGで少し大きくしてあるんじゃないかと思う。(黒目の大きい人を探してきたのかもしれないが) この「ペルシャ王は「神の伝道者」的な威容をもって主人公達に迫ってくるため、ああいう感じにしたのだろう。 確かに神秘的な印象はある。 そこで私は、あっ!と気付いたのである。 最近のAVパッケージの写真、嘘ばっかりで、やけに綺麗に見える。 相当修正を入れているに違いない。 蝦ちゃん似、とかいって全然似てないからねっ! で、よくよく見ると、あれらは目にも修正入ってるな。 そういえば、やけに黒目が大きいもの。 一人や二人じゃない。 相当数やってる。 どうも黒目ってのは大きい方が魅力的らしい。 そういえば、引き合いに出すのも失礼だけど、西郷隆盛の外見的特徴に「黒目が大きい」ってのがあったような気がするな。 それが威圧感とか人間的な魅力につながっている、という評を聞いたことがある。 西郷隆盛という人は、一日会えば一日愛生ず、三日会えば三日愛生ず、と言われたほどに巨大な魅力を備えた人であった。(一日会えば〜、はイイカゲンな記憶。西南戦争に参加した熊本の不平士族隊の隊長が残したセリフだったような気がするが、これもイイカゲンな記憶) 大きな黒目には何かしら特別な力があるんだろう、きっと。 で、私は更に思い出すのである。 子供の頃、親に「あんた、黒目が小さくてバカみたいに見える」って言われたのを。 それも一度や二度じゃなかったな・・・。 |