買い物症候群?

買い物症候群? 2002_05_03

 

「買い物症候群」という一種の病気があるんだそうだ。
お金がないとわかっているのに、買い物せずにはいられない。
返済能力がないとわかっていても、クレジットカードで買い物をしてしまう。
自己破産するまで買い物は続くのである。

これが「一種の病気」だというのは、この買い物中毒症のメカニズムが解っているかららしい。
買い物をする時、つまりお金を使う時に、人間の体から(脳から?)は快楽物質(エンドルフィンだっけ?)が分泌される。(これが一番不思議であり、ここを解明しないと話にならないんじゃないかとは思うのだが)
この快楽物質は毒性が非常に高いため、これを和らげる物質も分泌されるんだそうだ。
ところが、強いストレス状態にあると、和らげる側の物質が分泌されにくくなるため、快楽物質がどかーんっと効いてしまう。
平たくいうと「気持ちいい」らしいのだ。
また、この快楽物質は買い物額がデカイほどたくさん分泌されるので、快楽を求めてどんどん買い物がエスカレートしていくらしい。
つまり、「買い物症候群」というのは、ストレスが引き起こす病気だというわけなのだ。

既にお気づきかとは思うが、やたらと「らしい」とか「そうだ」とか( )書きが多いのは、私の知識がTV番組の域を出ていないことによるものである。

で、私はいつも思うのだ。
毎週秋葉原へ通う自分は「買い物症候群」に罹っているのかと。
もう週末になると、秋葉原へ行きたくて仕方ない。
というか、平日から行きたくて仕方なくて、秋葉原情報HPを毎日眺めている。
行くと必ず1〜2万円ぐらい使って帰ってくる。
ゲームやらDVDやらPCパーツを買ってくる次第である。

かといって、高価な買い物をするかというと、全くしない。
秋葉原へ行って、単価で3万以上するものを買ったことなど数えるほどしかない。
大抵は5千円ぐらいものを買うのだ。
しかも、安く買えると凄く嬉しい。
高いものを買うのはイヤなのである。

私はどうも「買い物症候群」ではないんじゃないの?と思っている。
しかし、それが病気ではない、ということを指し示すものではないことも確かである。
なぜならば、秋葉原へ行くと、どう見ても病に冒されているとしか思えない輩が道を埋め尽くしているのだ。(病の種類が違う)
「俺はあいつ等とは違うんだぜっ!」
などと主張してみたところで、通るはずもない。


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