アンドロイドタブレットには碌なモノがない。 唯一良い製品を作っていたHUAWEIが米政府から制裁を受けたため、実質的に選択肢がなくなったのである。 日本に住んでいるとiPad一択の状況になってきた。 しかし、Google Playgが使えないが故にHUAWEIのタブレットは安売りされることも多い。 「HUAWEI MatePad 10.4」があまりにも安いので、遊びで買ってみた。 最悪、ブラウザからYoutubeだけ再生できればイイか、と思って。 ところが、これがそうは甘くない。 HUAWEIの標準ブラウザからではYoutubeにログイン出来ないのだ。 これは予想外だった。 ログイン出来ないと制限付き動画を観ることが出来ないので、実質的には使えないのと同じだった。 やむなくEdgeとかOperaをインストールしてみたが、ログインは出来るものの、720pまでしか再生できない。 頑張れば方法はいろいろありそうなのだが、手っ取り早くYoutubeを1080pで観る方法を検索したところ、「Youtube Vanced」というアプリに辿り着いた。 これは驚いたことに、Youtubeアプリとほぼ同じレイアウトで広告までカットしてくれる優れものだった。 Google PlayなしでもAPKからインストール出来る。 アプリを管理するためのアプリもインストールされるので、アップデートも自動でやってくれる、至れり尽くせりのアプリでもあった。 ただし、問題はあった。 誰が何のために作っているのか、何のために無料で公開しているのか、が分からないのだ。 「Adblock Plus」なんかだと寄付で成り立っているらしく、たまに寄付を求める表示が出てくるよ。 でも、そういうのがないの。 こんな便利な物をなぜ無料で公開するのか?と考えれば、やはり何か悪さを企んでいる可能性は否定できないだろう。 Youtubeにログインするって事は、パスワードを入力するわけだからね。 当然抜かれるわな。 ここに来て、やっぱりサブアカ作っておいて良かった、と思ったな。 誕生日も嘘のヤツを。 本アカは入力できないよ。 グーグル系で使ってるサービスが全部筒抜けになっちゃうから。 危ないの承知で、こっちも対策を練るしかないだろう。 割り切って使うなら、HUAWEIのタブレットはメチャメチャお買い得。 安いアンドロイドタブレットの中では群を抜いて洗練されている。 これはこれでいい買い物だった。 |