やっぱりPCが一番

やっぱりPCが一番 2020_09_18



メインで使っているノートPCの動作が重い事に気付いた。
二画面で運用していて、片側のモニタでYoutubeを再生すると、PC全体の動作が重くなるのだ。
いくら古いとはいえ、Core-i7なのに動画程度で重くなるのはおかしい。
タスクマネージャーで動作を確認してみたところ、明らかに不自然な数字を私は目にしたのである。

CPUの使用率は40%ぐらいなのに、動作速度が0.79GHzに固定されてしまっていた。
本来は2GHzでブーストも出来るはずなのに。
1080pの動画が3分ぐらい続くとこの現象は起きるようであった。
思いのほか、動画の処理が重いんだな。
おそらく熱で安全装置が働いて、動作クロックを下げているんだろう。
調べてみたら、私が使っているCore-i7 2630QMのTDP(熱設計電力)は45Wらしくて、これはノート用としてはメチャメチャ熱い。
たぶん今のノートは大抵15Wぐらいじゃないかな。
ここに来て重くなったということは、ファンが弱くなったか、埃が溜まったか、何らかの理由で熱が籠もりやすくなったと推測された。

しかし、動画を再生しなければ問題ないわけである。
動画はiPadで観ればいいか、と思った。
再生してみたら、さすがは第7世代iPad。
全然熱くならないし、バッテリーもさほど減らない。
半導体の製造プロセスは微細化されているし、動画をデコードする専用の回路も積んでいるんでしょう。
これでいいか、と一瞬思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
Youtubeの広告がカットできないのである。
PCだとAdblock_Plusをインストールするだけで完全にカットできるのに。

私が試した範囲では、ブラウザからYoutubeを立ち上げた時のみCMをカットしてくれるアプリは存在した。
だが、それも完全にカットしてくれるわけではなく、表示しないだけで、結局は4秒待たされる仕様。
これだったらPCがいいな、やっぱり。
自由が一番。
考えてみれば、親会社なのにCMをカットする拡張機能を許してるgoogleは寛大だよね。
たぶん、独占的な地位が問題になるから見逃してるだけだとは思うけど。

いずれ買い換えるとしても、今とりあえず何とかしなくちゃ、ということで、ノートPCの排気口にファンを外付けした。
排気口を覆うように取り付けて、強制的に熱を吸い出すヤツ。
2500円ぐらいで買えたよ、アマゾンで。
ファンに温度計が付いてるんだけど、排気の温度が60℃とかまで上がるところ見ると、そりゃ安全装置も働くわけだと納得。
これで動画問題は一応解決した。
結論としては、iPadは素晴らしいが、やっぱりPCの世界が自由で一番イイ、ということです。



<後日談 2020_09_27>
結局、新しいPCを買った。
モニタの背後に固定できる省スペースPC。
たまたまセールやっててメッチャ安かった。
CMカットできて、4K60fpsも楽々再生。
新しいPCはやっぱいいなあ。


<後日談2 2020_10_03>
ノートPCのフタを外して、放熱フィンを掃除したら処理落ちは改善された。
放熱フィンが詰まってて風が通らなかったみたい。
外付けのファンは要らなかったし、新しいPCも要らなかったかも。
まあいいけど。


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