メインで使っているノートPCの動作が重い事に気付いた。 二画面で運用していて、片側のモニタでYoutubeを再生すると、PC全体の動作が重くなるのだ。 いくら古いとはいえ、Core-i7なのに動画程度で重くなるのはおかしい。 タスクマネージャーで動作を確認してみたところ、明らかに不自然な数字を私は目にしたのである。 CPUの使用率は40%ぐらいなのに、動作速度が0.79GHzに固定されてしまっていた。 本来は2GHzでブーストも出来るはずなのに。 1080pの動画が3分ぐらい続くとこの現象は起きるようであった。 思いのほか、動画の処理が重いんだな。 おそらく熱で安全装置が働いて、動作クロックを下げているんだろう。 調べてみたら、私が使っているCore-i7 2630QMのTDP(熱設計電力)は45Wらしくて、これはノート用としてはメチャメチャ熱い。 たぶん今のノートは大抵15Wぐらいじゃないかな。 ここに来て重くなったということは、ファンが弱くなったか、埃が溜まったか、何らかの理由で熱が籠もりやすくなったと推測された。 しかし、動画を再生しなければ問題ないわけである。 動画はiPadで観ればいいか、と思った。 再生してみたら、さすがは第7世代iPad。 全然熱くならないし、バッテリーもさほど減らない。 半導体の製造プロセスは微細化されているし、動画をデコードする専用の回路も積んでいるんでしょう。 これでいいか、と一瞬思ったが、そうは問屋が卸さなかった。 Youtubeの広告がカットできないのである。 PCだとAdblock_Plusをインストールするだけで完全にカットできるのに。 私が試した範囲では、ブラウザからYoutubeを立ち上げた時のみCMをカットしてくれるアプリは存在した。 だが、それも完全にカットしてくれるわけではなく、表示しないだけで、結局は4秒待たされる仕様。 これだったらPCがいいな、やっぱり。 自由が一番。 考えてみれば、親会社なのにCMをカットする拡張機能を許してるgoogleは寛大だよね。 たぶん、独占的な地位が問題になるから見逃してるだけだとは思うけど。 いずれ買い換えるとしても、今とりあえず何とかしなくちゃ、ということで、ノートPCの排気口にファンを外付けした。 排気口を覆うように取り付けて、強制的に熱を吸い出すヤツ。 2500円ぐらいで買えたよ、アマゾンで。 ファンに温度計が付いてるんだけど、排気の温度が60℃とかまで上がるところ見ると、そりゃ安全装置も働くわけだと納得。 これで動画問題は一応解決した。 結論としては、iPadは素晴らしいが、やっぱりPCの世界が自由で一番イイ、ということです。 <後日談 2020_09_27> 結局、新しいPCを買った。 モニタの背後に固定できる省スペースPC。 たまたまセールやっててメッチャ安かった。 CMカットできて、4K60fpsも楽々再生。 新しいPCはやっぱいいなあ。 <後日談2 2020_10_03> ノートPCのフタを外して、放熱フィンを掃除したら処理落ちは改善された。 放熱フィンが詰まってて風が通らなかったみたい。 外付けのファンは要らなかったし、新しいPCも要らなかったかも。 まあいいけど。 |