封筒に見る信頼感

封筒に見る信頼感 2009_03_30

 

近頃ますますテレビを見なくなっている。
特に平日のゴールデンタイム。
どれもこれも見る気にならない。
せっかくだからゲームでもやればいいんだけど、そこはそれ、仕事から帰ってきて飯を食った後はちょっとゆっくりしたいのである。
ゲームすんのも仕事すんのも同じことだからね。
そこで、通信レンタルの「TSUTAYA DISCAS」で海外ドラマをこのところずっと観ていた。
これは前にも書いたな。

しかし、通信レンタルは返却してから次のがくるまでに最低でも2日はかかる。
この2日間が待てなくなった。
仕方がないので、同じ通信レンタルのDMMにも加入してみた。
DISCASとDMMのどちらかを常に手元に残しておこうという作戦である。

DMMのディスクが郵送されてきて驚いたのだが、DMMのディスクが入っている封筒には工夫がない、DISCASに比べて。
住所書きの部分が透明になっており、中に入っている紙を裏返すことにより返信先住所が見えるようになっている。
これはヒューマンエラーが出そうな仕組みだな。
利用者のみんながみんな忘れずに紙を裏返すとは思えない。

DISCASの封筒は自分の住所をやぶり捨てると、下から返却先住所が出てくる仕組みである。
こっちの方がミスは少なそうだな。
開けるときに必然的に破るから。
しかも、DISCASの封筒は少しずつ進化している。
ビニール製の封筒を破くときに封筒が傷んだり糊が残るのを防ぐために、何回かマイナーチェンジしていた。
さらに最近はビニール製から紙製に変わった。
しかも、今までより少し封筒が大きい。
おそらく紙とスリーブの摩擦をクッションとして利用しようというアイディアではないか。
封筒の中で少し動いた方が衝撃が和らげられる。
実際にどの程度効果があるのかわからないが、改良しようという意図は伝わってきた。

私はDMMという企業を全然知らない。
TSUTAYAと企業規模がどれぐらい違うのかわからないんだけど、封筒を比べるとTSUTAYA DISCASの方が信用できそうである。
何事も一事が万事と言うからな。

おそらく近い将来、DISCASかDMMのどちらかを止めるだろう。
さすがに月に16枚も見続けられない。
エロDVD観るにも限度がある。
そのとき、きっと止めるのはDMMだろうな、と封筒を見比べて私は思うのである。



<後日談 2009_05_14>
DISCASの封筒が大きくなったのは、単に作業効率を上げるためかもしれない、と思うようになった。 紙だと伸びないからな。
それも工夫のひとつだけど。



<後日談2 2010_02_26>
DISCASの封筒の裏面が広告つきになった。
しかも、切り取り部分が裏面広告の割引券になってる。
TSUTAYAには優秀な奴がいるんだろうな、と思わせる仕事ぶりだ。


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