コンビニを楽しむ

コンビニを楽しむ '99_02_22



私はコンビニが大好きだ。
食べ物が美味しい。
日に3度ぐらい通っている。

そんなコンビニで、何が腹立つって、レジで待たされるくらい腹の立つことはない。
とろい店員は言うに及ばず、支払いの遅い客、果ては肉まんやおでんを注文する奴にまで怒りのまなざしを送ってしまいがちだった。

やはりそんなことではダメだ、ということで、どうにかしてそれを楽しむ方法を考えてみることにした。

大抵コンビニには、レジが2つ以上ある。
店員も3人シフトの場合が多い。
そこで、複数のレジに待ちが生じているとき、どこに並ぶのが最も良いか、ということをゲームの感覚で捉えてみた。
そうすると意外と奥が深い事がわかる。

考えるファクターとしては、いくつかが挙げられるだろう。
1.店員の能力
2.待っている客の数
3.客の買うもの
4.客の年齢・風貌
5.レジに入っていない店員の動向

漫然と並んでしまうと、2番を優先してしまうことが多い。
しかし、そうすると往々にして失敗してしまう。
やはり他のファクターが大きく効いているらしい。

3番はある程度確認することが出来るが、レジでおでんなどを注文するのを見切るのは非常に難しい。
かなりの注意力が要求される。
5番はどのレジへ応援に入るか、ということだが、これは運じゃないかなあ。

確実にわかって、かつ大きく効いてくるのは4番だ。
概ね、年をとるに従って、支払いスピードが遅くなる傾向にあるような気がする。
どうして、前もって財布をバックから取りだしておかないのだろう?
いつも不思議に思っている。

まあ、そんな感じで、いろいろ考えて実践してみた。
それでも負けることはあるんだ。
幾分、改善されたかな、という程度。

結局、一番確実なのは店員の能力を覚える事だろう、という結論に達してたりする。
速い店員はとことん速い。
一人ぐらい客が多くても、あっという間にさばいてしまうものだ。
でも、そう思って敢えて待ちの多い方に並ぶと、順当に遅くなってしまったりして。

なんてな事を考えながら待っていると、意外と腹も立たないものだ。
コンビニは楽しまなくっちゃね。


戻る