思っているだけでは

思っているだけでは 2020_08_28



歳を取ると髪が細くなる。
完全に禿げているわけではないが、どうしても強い光の下では透けちゃうんだよ。
これはどうしようもない。
そうなってくると重要なのがサイドの髪。
サイドは正面から見た時に髪が重なるから黒々と見えてしまう。
透けているフロントに対して黒々としたサイドというコントラストが良くないんだ。
サイドを刈り込まないと。
近所に格安の理髪店が出来たので、マメに行こうとは思ってたんだ。
でも、思ってるだけじゃダメなんだよなあ。


自動車免許を更新しに行ってきた。
こんなご時世だからどうなるかと思いきや、意外と普通に運営されていた。
日本人はえらいよ。
いきなり行って、全員がちゃんと言うこと聞くからね。
全てが列行動。
密にならないように列を作って、平行移動しながら手続きを済ませていく。
途中で書類を書くときにいったんばらけるのだが、その後また写真撮影室の前に並んで、その順のまま安全運転講習を受けるのである。
ゴールドだから30分だけ。
特に何の問題も無く終わるはずであった。
講習を終えた後、写真撮影でもらった整理番号順に新しい免許証をもらって帰る。
それだけのはず。

しかし、免許証を受け取った私は目を疑った。
禿げている!
強い光で前髪が完全に飛んでしまったのだ。
しかも横の髪だけ黒々と写ってしまっている。
これは誰がどう見ても完全なる禿げ!
これを5年使うかと思うと憂鬱になるね。

これはしまった。
前髪が飛ぶのはやむを得ないとしても、横の髪は切っておくべきだったな。
後悔先に立たず、とはこのことである。
思うだけじゃなくて、ちゃんと実行しないとダメだって事だ。


<追加>
2019年12月の道路交通法改正により、写真の撮り直しが出来るようになったらしい。
ただし手数料がかかったり、手続きにいくらか手間はかかるとのこと。
私はそこまでする気はないけど。
免許証を見せる機会もあんまり無いし。


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