夢の話はするもんじゃない

夢の話はするもんじゃない 2005_02_14

 

先日、O先生の話をしていて、「O先生はホントは怖い人なんじゃないか」という話題になった。
O先生はいつも笑顔を絶やさない方なのだが、それは本性を隠しているのではないか、というのである。

あ、そういえば、と私は思い出した。
私はO先生が登場する夢を見たことがあるのである。
それはO先生が夢の中でK氏をぶん殴っている夢だった。
O先生がK氏を机に押しつけるようにして上からぶん殴っていて、K氏は血まみれだった。
私は止めてやってくれと頼んだのだが、
「余所の研究室のことはほかっとかんかいっ!」
とO先生は怒鳴って、殴り続けていた。
私はどうして良いのかわからずオロオロしていた・・・というものである。

私は「私の本能がO先生は怖い人だと感じているのではないか」という論旨でこの夢の話をしたのだが、話は意外な方向へとリードされていくのである。
夢見判断をされてしまうのだ。

その意味するところ、実はO先生はK先生が置き換わったもので、K氏は私が置き換わったものなんじゃないの?なんて話になってしまい、私の心理状態を判断されるハメになった。
さすがにそれはないだろう、と思うのだが。
確かに夢ってのは、結局みる人の深層心理が反映するものなので、そういう見解も出てくるんだろう。
あんまり夢の話はするもんじゃない。
自分の心の内側を覗かれるのはあんまりいい気分じゃないからな。

このところ、ずっと勉強をサボってのんびり暮らしていたのだが、どういうワケか忙しい頃より頻繁に夢をみる。
そうすると、なんか夢の内容を人に話したい気分に駆られるのだ。
不思議なもので無性に話したいのである。
この誘惑に打ち勝つのはなかなか大変だ。


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