最近よく夢を見る。 それ自体は別におかしな事ではないが、な〜んかイヤだなあ、と私は思っていた。 睡眠時間が比較的短く、とても疲れているので、今までの自分だったら絶対夢なんか見ないはずなのである。 私の経験でいうと、夢って2度寝したときとか、必要以上に寝ちゃったときにみることが多いのだ。 このところ、睡眠時間が十分に取れなくて、いつも眠い。 常に目が痛いし、体調もあんまり良くない(様な気がする)。 ただでさえ6時間きっちり分しか睡眠に割り当てられないのに、寝付きが悪いのである。 とても悪い。 ちょっきり6時間しかないんだから、布団に入った瞬間に寝たい。 ばたんキューといきたいわけだ。 でも、30分とか1時時間とか眠れないことが多く、体は日に日に弱っていく(様な気がする)。 他人からは全然そうは見えないらしいが、本人はかなり弱気である。 これは参った。 今までの経験で行くと、こういうときは夢を見ない。 夢なんか見る暇はないはずなのである。 深い深〜い眠りに落ちているのだから。 ところが最近夢を見る。 なんで見るんだろう?と考えて、私が思ったのは、眠りの周期が一周期短くなったのではないか?ということである。 人間は深い眠りと浅い眠りを繰り返すものなんだそうだ。 いわゆる「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という奴である。 1時間半から2時間ぐらいを一周期にして、3〜4周期ぐらい続く。 それ以上は寝ても深い眠りには落ちないという。(もちろん個体差があるだろうが) で、夢というのは浅い眠り(レム睡眠)の時に見るそうなのである。 そこで私が思ったのは、夢というのは最後のレム睡眠の時に見るものだから、深い眠りが終わっていない段階では見ないだろう、ということだった。 しかし、どうやらこれは間違いのようだ。 最後のレム睡眠だけでなく、レム睡眠の時には常に夢を見やすい状態にあって、一晩に何回も夢を見ているらしい。 夢を見ていないと思っているのは、忘れているからなんだそうだ。 つまり、私がこのところ夢を見ているのは、次の深い眠りで本来ならば忘れるはずの夢を、途中で起きちゃうから覚えているわけなのだ。 たぶんいつもの6時間睡眠だと、ちょうど忘れているタイミングだったということだろう。 それが5時間とかになると、忘れる時間がなくて夢を見た記憶が残っているのである。 私が冒頭で、な〜んかイヤだなあ、と思っていたのは、歳を取ってついに睡眠が一周期分減ったのか!と思ったからだった。 歳を取ると睡眠時間が短くなるからね。 どうもそういうわけではないと分かって、とりあえずは一安心。 まあ、もっとも、週末目覚まし時計をかけずに寝ても、6時間ぐらいで起きてしまうことも多くなりつつあるのだが・・。 <尚> 例によって、かなりいい加減な知識に基づく記述です。 |