キッチンの蛇口から出てくる水に緑色の金属片が紛れ込んでいることに気づいた。 直径0.5mm程度の小片ではあるが、かなり頻繁に出てくるのである。 水道管で緑とくれば、たぶん銅の化合物だろうと想像はつく。 ひょっとして、ここんとこ私の調子が悪いのは水のせいか! 出てくる頻度を考えると、私は相当飲み込んじゃってるはずだ。 これはイカン!ということで、早速私はミネラルウォーターを大量発注した。 ややパニック気味な発注を済ませた後に検索をかけてみたところ、最初に情報が見つかったのは広島市水道局のFAQだった。 給湯設備の銅管から流失した銅が混合水栓(シングルレバー)内側の合成樹脂と結合して、それが剥がれおちてくることがあるそうだ。 確かに思い当たる節はある。 このところ流しでお湯を使ってたからね。 広島市の水道局、なかなか役に立つじゃないか、と私は感心していた。 しかしよく考えると、あれだな。 各市町村の水道局ごとにFAQを作ってるんだな。 なんか勿体なくないか? 市町村の数って全部で1700とかあるらしいのに、それぞれにHPを管理してんのかね。 大した作業ではないかもしれないが、積もり積もればそれなりの費用が掛かっているかもしれない。 HPを外部委託した場合、一回修正するたびに数千円、というような契約を結んでいるケースもあるみたいだし。(5年以上前に聞いた話だから、今はもっと安いかも) そういえば、東京都の水道局は独自に水道の運営ノウハウを海外に売り込みに行っている、とかいうニュースをよく聞く。 うちの地元の水道局も、下水処理場の汚泥を肥料に変える技術を中国に売り込みに行ったってニュースで取り上げられてたし、それぞれが研究開発をやってんのかな。 何でみんな別々にやってるんだろう。 現場の人間は動かせないにしても、研究開発とか営業とか、一括してやった方がコスト安な業務はいっぱいありそうなのに。 高度成長期に作った上下水道設備が更新時期を迎えているけど、地方では人口減少などもあり、収入が足りなくて設備が更新できない、なんてニュースもよく見る。 統廃合してコストカットした方が良いんじゃないのかな。 国レベルでやるのがいいのか、県・道州レベルでやるのがいいのか、適正な規模がどの程度なのか私には想像がつかないけど。 なお、銅について検索すると、mg/dayのレベルであれば問題ない、みたいな記述がいっぱい出てくるから、たぶん私の健康とは関係ないんでしょう。 買っちゃったミネラルウォーター消費しないと・・・。 |