安い趣味

安い趣味 2007_07_15

 

ゲームってのは大人の趣味としては安いな。
しょっちゅうゲームを買っているような気がするけど、実は大した金額じゃない。
他の趣味と比べてみると、これは一目瞭然である。

仕事で一眼レフデジタルカメラを購入しなければならなかった。
私は記念写真が嫌いなこともあって、全然カメラの世界のことを知らなかったのだが。
やらねばならんものは仕方がない。
私は一眼レフデジカメの発注作業を行った。

調べてみると、一眼レフのデジカメも普及型は意外と安い。
10万以下でかなり本格的なものが買える。
しかし、一眼レフカメラは本体だけでは済まない。
レンズを買わなければならないのである。
もちろん、安いレンズもあるのだが、高いものは本体よりもずっと高価なのだ。
10万の本体に20万のレンズを付けるとか、私にはなんだかおかしいように感じられるな。

たまたまカメラメーカーの方とよくお会いするので、聞いてみたら、カメラの世界ってのはちょっと私の常識とは違うんだそうだ。
交換レンズにお金をかけるのは当たり前。
カメラマニアの方々は交換レンズを一揃えまとめて買ったりするらしい。
というのも、交換レンズは一定量しか作らないから。
通常の場合、はじめに決めた量だけ作って滅多なことでは追加しないそうで、買い逃すと買えなくなってしまうのだ。
だから、必要になりそうなものは初めに買っておかなければならない。
本体を買い換える度に50万とか100万とか平気で遣ってくれる、カメラマニアの皆さんは太っ腹な方々だそうである。
なんというか、トレーディングカードなんかとはまた違った大人買いの世界だな。

そこへ行くと、ゲームなんてのは安い趣味である。
よっぽど使っても年間30万は遣わないんじゃないかな。
特にこのところDSがメインになってるから、20万も遣ってないかもしれない。
それなのに、使ってる時間は年間千時間超えるからね。
使える時間一杯一杯使って、たった20万。
ホントに安いよな。
私の場合、ゲームはもはや趣味とは言えないけど、だったら尚更安い。

子供でも買えるぐらいのもんだから、当然といえば当然だけど。


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