近頃、人の笑顔を認識してシャッターを切るカメラ、なんてのがもて囃されている。 パターン認識の世界では「顔」はひときわ重要に扱われていて、顔学会なんてのもあるぐらいである。 顔の識別はセキュリティなんかに応用が効くので、予算が取りやすかったりするからかもしれない。 しかし、大事なのは顔を認識することだけなのか? 私はもっと大事なものがあるような気がするのである。 職場のトイレは全部ウォシュレット完備である。 すばらしい。 オシリに優しい職場というのは本当に有り難いモノである。 歳をとると、なかなか傷が治らないので、拭きすぎて切れ痔!といった事態は絶対に避けたい。 ウォシュレットのない自宅で致すぐらいなら、職場で致したいものだといつも思っている。 とはいえ、ずっと職場にいるわけじゃないから、ウォシュレット無しで致さなければならないこともあるのである。 で、念入りに拭いていれば切れることもある。 そりゃ、不可避なこともあるだろう。 職場のトイレはもちろん自分専用じゃない。 あれはどういうワケなのかな? どうして水圧を最強にしちゃうのかな。 世の中にはよほど丈夫に出来ている人もいるんだな。 最強になっているのに気付かないで、まともに受けてしまうことがある。 というか、今日あった。 切れてるところにこれはタマラナイ。 痛いじゃないか。 そこで私は思うのである。 せっかくの認識技術をオシリにも使ったらいいじゃないか、と。 「ああ、このオシリは弱い水流が好みだったな」とか、「おっとっとー、このオシリ切れているじゃん、弱めにしておこうかな」とか、ウォシュレットが気を遣ってくれたらいいのに。 人間食べたら、必ず出さなきゃならない。 表裏一体である。 尻認識によるオシリの保護。 これは是非やって頂きたい。 |