お尻は胸と違う

お尻は胸と違う 2009_05_21

 

私はおっぱいが大好きである。
いつも書いていることだが。
私は女性を見るとき、常に胸から見ている。
しかし、後ろから胸は見れないよな、当たり前だけど。
仕方がない。
じゃあ、どこを見るか。

私はいままでたいていの場合、髪を見ていた。
いつも胸を見ているから、視線は常に上の方にあったわけである。
これには欠点があって、ロングヘアーだとみんな綺麗に見えてしまう。
前から見てびっくりすることがしばしばあるな、正直。
いや、視線を胸から上げていってびっくりすることもあるけど。

先日たまたま長い廊下で髪の長い女性が私の前を歩いていた。
ロングヘアーであることを確認すると、もうそれ以上視点を上にあげても意味がない。
視線は下げるより他にないじゃいか。
そこには当然お尻がある。
タイトなTシャツにGパン姿だったので、細い腰の下に、でーんっとついているお尻が異様に大きく見えた。
おそらくおかしなことじゃないんだろう。
おとなの女性は骨盤が横に広がっているからな。
私はそれを見て、胸を見るのとは違う感触を覚えていた。
確かに惹かれるものはある。
しかし、同じ惹かれるのでも、胸とお尻では感覚が違うのだ。
いったい何が違うのかということを私は考えていた。

お尻を見たときの感触。
あれは生物の本能なんじゃないか。
子孫を残さなきゃ、っていう本能が呼び起こしているんじゃないか、と思うのである。

胸はさ、自分がもんだり吸ったりしたいわけでしょ。
でも、大きなお尻を必要としているのは自分じゃないよな。
必要としているのは生まれてくる子供の方である。
あれを特別愛でたい気持ちになるはずがない。
にもかかわらず惹かれるというからには、これは本能のせいであると、私は結論づけたいのである。
お尻を見てニヤニヤしていても私のせいじゃない。

もっとも、胸を見てニヤニヤしていることについて糾弾されるとすれば、それは甘んじて受けなければならないのだろう。
それはむしろ本懐。


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