私はおっぱいが大好きである。 いつも書いていることだが。 私は女性を見るとき、常に胸から見ている。 しかし、後ろから胸は見れないよな、当たり前だけど。 仕方がない。 じゃあ、どこを見るか。 私はいままでたいていの場合、髪を見ていた。 いつも胸を見ているから、視線は常に上の方にあったわけである。 これには欠点があって、ロングヘアーだとみんな綺麗に見えてしまう。 前から見てびっくりすることがしばしばあるな、正直。 いや、視線を胸から上げていってびっくりすることもあるけど。 先日たまたま長い廊下で髪の長い女性が私の前を歩いていた。 ロングヘアーであることを確認すると、もうそれ以上視点を上にあげても意味がない。 視線は下げるより他にないじゃいか。 そこには当然お尻がある。 タイトなTシャツにGパン姿だったので、細い腰の下に、でーんっとついているお尻が異様に大きく見えた。 おそらくおかしなことじゃないんだろう。 おとなの女性は骨盤が横に広がっているからな。 私はそれを見て、胸を見るのとは違う感触を覚えていた。 確かに惹かれるものはある。 しかし、同じ惹かれるのでも、胸とお尻では感覚が違うのだ。 いったい何が違うのかということを私は考えていた。 お尻を見たときの感触。 あれは生物の本能なんじゃないか。 子孫を残さなきゃ、っていう本能が呼び起こしているんじゃないか、と思うのである。 胸はさ、自分がもんだり吸ったりしたいわけでしょ。 でも、大きなお尻を必要としているのは自分じゃないよな。 必要としているのは生まれてくる子供の方である。 あれを特別愛でたい気持ちになるはずがない。 にもかかわらず惹かれるというからには、これは本能のせいであると、私は結論づけたいのである。 お尻を見てニヤニヤしていても私のせいじゃない。 もっとも、胸を見てニヤニヤしていることについて糾弾されるとすれば、それは甘んじて受けなければならないのだろう。 それはむしろ本懐。 |