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私は最近よく日経新聞のサイトを読む。 経済の先行きが気になる年頃なのである。 先日、ドカーンとでっかい広告が出てくるページにぶつかった。 ネットでニュースなんかを読んでいるときに広告が出てくると、無性に腹が立つ。 私は広告を消すべく、「close」と書かれた部分をクリックしようとした。 が、クリックする直前に広告が消えて、その下のバーナーを踏んでしまったのである。 やられた。 あれはたぶん、狙ってそういう風にしてあるんだな。 「close」の下にバーナーを置いておくのだ。 めっちゃ悔しいわ。 しかしまあ、ニュースサイトも儲けなくちゃならないから、仕方ないんだろうな。 何せ、インターネットのせいで新聞が売れないから、ネットで稼ぐ方法を探さないと。 ネットの広告収入で新聞の売り上げ減を補うのは、かなり難しいんだそうだが。 以前、読売新聞のサイトでも各記事を読もうとすると、全面に広告が一定時間現れるようになっていることがあった。 でも、すぐになくなったな。 鬱陶しいとみんな読まなくなるので、アクセスが減る。 アクセスが減ると広告価値が無くなるから収入が減る、という具合で、一般のニュースサイトは難しいのだ。 自分の所は紙一本で行こう、と思っても、ライバルがいるから、結局紙媒体の売り上げは落ちる一方だし。 私自身、新聞を取っていないので大きな事は言えないのだが、新聞は無くなると困るな。 新聞が無くなったら、一体誰が言葉を検証するのだろうか。 ネットは言葉遣いがいい加減で、どんどんおかしな言葉遣いが増えていく。 テレビニュースの記事でも言葉遣いがかなりいい加減で、やっぱり新聞みたいに記事にチェックを入れている媒体は重要だなあ、と感じることはしばしばある。 ネットの普及は色々なモノを変えていくけれども、変わっていく際に付随する機能が失われていくのは問題だな。 何かで補完しないといけないのだが、一体誰がやるというのか。 放っておいたら誰もやりゃしないよな。 なんとか新聞レベルのチェック機能を持たせられるだけの利益が出るビジネスモデルが出来上がると良いけどね。 ホントは広告なんかない方が良いけど、じゃあ、お金を払って読むかというと読まないから困ったモノである。 |