あっ。 「あっ」は、日常よく使う言葉である。 概ね、初めて気付いたりとか、思い出したときの感動詞?として用いられる事が多い。 しかしながら、いったいどれだけのケースにおいて、それは本当の「あっ」なのだろう。 本当は知っているのに初めて聞いたことのように振る舞うための「あっ」であることもあれば、言い難いことを言うときに思い出した事を演出するための 「あっ」であることもある。 人間というのはずるいもので、相手に合わせることもあるし、また自分の中でこれから話す事柄が大きな部分を占めていることを知られたくないこともあったりする。 それ以外にもサトー無線へ行って、レジの前に立つとつい「あっ、F-ZEROXある?」などと言ってしまうこともある。 『レジに立って「あっ」ってなんだよ、自分それ買いに来たんと違うん?』と自分でつっこみを入れてしまうこともしばしば。 まあでも、自分の後ろの人も「あっ、F-ZEROXください。」と言っていたのをきいた日には、「そんなこんなで世の中は回って行くんだよね」などと妙に感じ入ってしまうこともあり、いわば「ま、いっか」である。 <解説> ま、いっか:教授の口癖。 結構良くない場合が多い。 |