こんな話は今更なのだが、サイバーマンデーの時に4Kテレビを買おうと思った。 ちょうどBS4K放送が始まったところだし、4Kチューナーが搭載されたテレビも出揃ってきたからね。 しかし、ここで問題にぶつかった。 今どきの大型テレビは足がハの字のヤツばっかり。 我が家のテレビ台はブラウン管25インチを想定しており、足が載らないのである。 私が調べたところでは、台座に支柱を差し込むタイプはハイセンスだけ。 ハイセンスは一番安いのだが、さすがにそれはケチくさくてイヤだった。 かといってテレビ台を買い換える気にもなれない。 10万円のテレビは買ってもいいけど、2万円のテレビ台は買いたくないのである。 結局、4Kテレビは断念した。 その代わりに28インチの4Kモニターを買った。 最悪、相場を見るのに使えるから無駄にはならないであろう、という判断である。 といっても、資産管理に使っているノートパソコンの外部出力は4Kに対応していない。 仕方がないので、ゲーミングPCに接続して使うことにした。 使うといっても、3Dエロゲーを映すぐらいしか使い道はないのだが。 やってみたら、これは意味がないと判明した。 2K時に70fpsぐらい出ていたのに、4Kにすると20fpsも出ない。 おまけに、4Kにしたところでモデリングが変わるわけでもないので、特に綺麗にも見えないのである。 これでは4Kにする意味がない。 しかたがないので、youtubeにある4K映像を再生してみる。 さすがに綺麗だ。 しかし、風景や花火大会なんかずっと観ていたくはない。 観たいものでなければ、4Kにしたって意味はなかろう。 やむを得ないので、Netflixで4Kに対応した映画を観ることにした。 これなら面白いよ。 しかし、ホントに4Kで再生しているのか見ても分からないし、面白い作品は続きをリビングでも観たくなる。 リビングに置いてある2Kモニタで、しかも、小窓で続きを観るわけである、飯を食いながら。 内容が分かれば良いので、高画質で観る必要などなかった。 こうなってくると、じゃあ4Kって一体何なんだって話になる。 ホントにいるのかしら。 そもそも視神経って200万画素分しか無いらしいのに、データの伝送量と処理量をわざわざ増やして、電気も余分に消費して、一体何をしようというのか。 4Kテレビ、買わなくて正解だったな。 テレビ台に載らなくて良かった。 |