4Kに意味はあるのか

4Kに意味はあるのか 2018_12_27



こんな話は今更なのだが、サイバーマンデーの時に4Kテレビを買おうと思った。
ちょうどBS4K放送が始まったところだし、4Kチューナーが搭載されたテレビも出揃ってきたからね。
しかし、ここで問題にぶつかった。
今どきの大型テレビは足がハの字のヤツばっかり。
我が家のテレビ台はブラウン管25インチを想定しており、足が載らないのである。
私が調べたところでは、台座に支柱を差し込むタイプはハイセンスだけ。
ハイセンスは一番安いのだが、さすがにそれはケチくさくてイヤだった。
かといってテレビ台を買い換える気にもなれない。
10万円のテレビは買ってもいいけど、2万円のテレビ台は買いたくないのである。

結局、4Kテレビは断念した。
その代わりに28インチの4Kモニターを買った。
最悪、相場を見るのに使えるから無駄にはならないであろう、という判断である。
といっても、資産管理に使っているノートパソコンの外部出力は4Kに対応していない。
仕方がないので、ゲーミングPCに接続して使うことにした。
使うといっても、3Dエロゲーを映すぐらいしか使い道はないのだが。

やってみたら、これは意味がないと判明した。
2K時に70fpsぐらい出ていたのに、4Kにすると20fpsも出ない。
おまけに、4Kにしたところでモデリングが変わるわけでもないので、特に綺麗にも見えないのである。
これでは4Kにする意味がない。

しかたがないので、youtubeにある4K映像を再生してみる。
さすがに綺麗だ。
しかし、風景や花火大会なんかずっと観ていたくはない。
観たいものでなければ、4Kにしたって意味はなかろう。

やむを得ないので、Netflixで4Kに対応した映画を観ることにした。
これなら面白いよ。
しかし、ホントに4Kで再生しているのか見ても分からないし、面白い作品は続きをリビングでも観たくなる。
リビングに置いてある2Kモニタで、しかも、小窓で続きを観るわけである、飯を食いながら。
内容が分かれば良いので、高画質で観る必要などなかった。

こうなってくると、じゃあ4Kって一体何なんだって話になる。
ホントにいるのかしら。
そもそも視神経って200万画素分しか無いらしいのに、データの伝送量と処理量をわざわざ増やして、電気も余分に消費して、一体何をしようというのか。
4Kテレビ、買わなくて正解だったな。
テレビ台に載らなくて良かった。


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