☆胴抜き(5月の暑い日に)
裾回しは付いているので、一見、あわせ。
でも背中の部分はひとえになっています。
直接きもの地に縫いつけるため、紬など厚みがあり目の粗い布の場合のみです。
縫い目が目立たぬよう、裾回しに布を足し、帯の下あたりで綴じ付けます。
衿は“ばち衿”。(普通の衿の半分の幅)
袖口と振りにも布を。 |
☆単衣(5月末と6月)
布は、紬や縮緬などの透けない物。
裏地をつけない単(ひとえ)仕立て。
9月にもこれを着ます。
他に紗合わせといって、薄い紗を袷に仕立てた物も。6月上旬にだけ着ます。 |