小荒間古戦場
■小荒間古戦場散策
JR小海線の甲斐小泉駅のすぐ近くに,古戦場跡はある。
この古戦場の先はすぐ目の前がJR小海線の線路がはしっている。
その昔,天分九(1540)年に信濃の豪族村上義清の軍勢を,甲斐の武田晴信が率いた旗本勢でもって撃破したと伝えられている小荒間の古戦場だ。
あまり大きく宣伝されているわけではないので,車で前を通りするぎても気がつかないほど静かなとおころ。
近所にある林といった印象をうけてしまった。
石碑に刻まれた「小荒間古戦場跡」,その横にたてられた史跡の看板。どうやら長坂町に指定された文化財となっている様だ。
この古戦場跡には他にも伝説の岩がいくつか存在している。
武田信玄(当時は信玄とは名乗っていないが)にちなんだ「信玄公 御座石」や「信玄公 鞍掛石」,「遠見石」など。
史実というよりも,伝説として伝わっていると思われる大きな岩である。
ちょうど時期的に紅葉の盛りでもあり,頭上の葉や足下の落ち葉を眺めながらの,古戦場散策でした。
また近くには三分一湧水という名所や,信玄公が信濃への軍用道として整備した棒道などがあるので,そちらも散策するのも良いのではないでしょうか。
■情報
所在地 :山梨県長坂町
関連武将:武田晴信(信玄),村上義清
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