居醒の清水 滋賀県米原市 |
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「古事記」、「日本書紀」では日本武尊(やまとたけるのみこと)
が伊吹山の荒ぶる神の征伐に向かい、逆に毒気にあてられ
た際、その高熱を癒すために、この居醒の清水が用いられた
とされており、古くから霊水として利用されてきました。ここより旧中仙道に沿って流れる地蔵川は、美しいバイカモ
(梅花藻)が生い茂りハリヨが生息する清冽な流れです。
居醒の清水はです。
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醒井水の宿駅(さめがいみずのえき) 滋賀県米原市 |
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JR醒ヶ井駅前にある施設ですが、入り口近くに吹き上げる湧
水を、おいしく頂ことが出来ます。
居醒の清水までは800メートル。地蔵川に沿って旧中仙道の
宿場町を行く道は”湧くわく街道”と呼ばれています。醒井水の宿駅
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針江の生水(はりえのしょうず) 滋賀県高島市 |
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琵琶湖に注ぐ安曇川の伏流水が湧出し、川端(かばた)として
長い間変わらずに人々の暮らしの中で利用されてきた、里山の
風景です。冷たい湧水に浮かぶ野菜が、とってもおいしそう。
見学コースに参加すれば、実際の暮らしの中の川端を
体験することができます。針江の生水はです。
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大杉の清水 京都府舞鶴市 |
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大杉神社の境内から湧き出る清水、祠の下から湧き出した清水は
すぐ下にあるワサビ陀田を潤しています。1年を通じて11度の水温
と、日量2千トンの安定した湧出量を維持しています。
集落の集会所前に、水汲み場が設けられており、もってかえって
楽しむことも出来ます。
大杉の清水は、です。 |
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真名井の清水 京都府舞鶴市 |
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水田地帯の中で湧き出した伏流水は、湧水地となり、小さな流れ
が始まります。
奈良時代の「丹後風土記」の中で、「その味甘露の如し、万病を
癒す力がある」と記され、当時から語り継がれる名水。
江戸時代には、少し下流にある田辺城内に引き込まれ、湧水と
利用した上水道として、日本最古ともいわれています。
真名井の清水は、です。 |
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かつらの千年水 兵庫県香美町 |
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樹齢千年とも言われる巨木、和知の大カツラ。その上手から
こんこんと湧き出す湧水が、かつらの根のトンネルを抜け、
勢いよく流れ下ります。
水温は約10度、純度の高い軟水で、コーヒーや抹茶、野菜の
煮炊きに適しているそうです。
「癒しの森 但馬高原植物園」の中にあり、しっかりと管理されて
いるので、気持ちよい空間が維持されています。
かつらの千年水は、です。 |
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松か井の水 兵庫県多可町 |
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室町時代末期、播磨の国を支配していた赤松義村が定めた
「播磨十水」の一つに数えられる名水です。
一時は土砂で埋まり幻の名水となっていましたが、昭和60年に
湧水がよみがえっているのが発見され、今では新松か井の水
公園として整備され、多くの人が水汲みにやってきます。
松か井の水は、です。 |
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高中の名水 兵庫県養父市 |
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兵庫県北部も養父市、市の東側を北に向かって流れる円山川
の右岸、道の駅やぶ辺りから山道へと車を進めると、なんでも
ない山の中腹から湧き出る湧水。不老長寿の名水です。 |
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炭酸泉源 兵庫県神戸市北区 |
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神戸の奥座敷、有馬温泉にあります。湧水というより温泉ですね。
炭酸ガスを含んだ温泉で、昔は砂糖を入れてサイダーとして
飲まれていました。 |
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沢の井 兵庫県神戸市東灘区 |
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阪神電車御影駅の下で、静かに湧き続ける沢の井。
かつて、神功皇后が、この泉の水をお化粧に召された際、その
御姿をがあざやかに映し出されたことから、この地が御影と
呼ばれるようになったそうです。
平成7年1月17日の阪神淡路大震災により決壊しましたが、
2年後に改修され、現在の姿となっています。
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御井の清水(おいのしみず) 兵庫県淡路市 |
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古事記に、「この船を用いて、朝夕 淡路島の寒泉をくみて
大御水(おほみもひ)奉りき」と記されていとおり、御料の水と
されたため、御井の清水と呼ばれるようになったそうです。
「茶人好んでこの寒泉をくみて茶会を催すこと多し」だそうです。
登り口には喫茶店があり、水汲みもできます。そこから細く急な
山道を歩いて進むとたどり着くことが出来ます。頑張って一汗
かいて訪ねてみれば、喜びもひとしおです。 |
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大師の水 兵庫県淡路市 |
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淡路自動車道の津名一宮インターの近く、大町の郷大師川の
岩窟より湧き出る湧水。往古より年中水温17度、不増不滅の
涼奇水として知られています。この奇水を石風呂や茶店に利用され、村人の憩いの場として
楽しまれるとともに、五穀豊穣を願う祈とう水としても利用されて
きました。
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亀型石造物 奈良県明日香村 |
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湧水といっても古代の遺跡です。
平成12年に行われた発掘調査で、亀型石槽を中心とした
導水施設をはじめ石敷き・石垣・石段とつながる湧水施設が
発見されました。 |
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滝の拝 和歌山県古座川町 |
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和歌山県南部を流れる古座川の支流、小川にある景勝地です。
200mにおよぶ岩床上に、水流による無数の岩穴があいています。
夏になると、ボウズハゼやヨシノボリの岩登りが見られるそうです。
国の天然記念物、一枚岩もある古座川は、です。 |