銚子川 2013.11.2〜3
銚子川は、大台ケ原に源を発し、三重県紀北町を流下し尾鷲湾に注ぐ、全長17キロの河川です。透明度抜群、清冽な水が湧き出したままの美しさを保ち海へと注ぎます。日本一の川、奇跡の川とも呼ばれています。
光の青い成分をとりこんだ「銚子川ブルー」、川の水と海水の境目が混ざり合わずに、ガムシロップのようにゆらゆらゆれる「ゆらゆら帯」。透明度の高い川でしか見ることが出来ないものです。
季節柄、川に飛び込んで観るわけには行きませんが、川の美しさに触れたい一身で水中撮影を試みてみました。
カヌースタート! |
||
銚子川ブルー ⇒ 曇り空でも水の中には、 鮮やかな青いラインが 広がります。 |
海に出た! | |
海に向かって流れていた水が止まり、わずかながら泡が漂いだしました。ここから先は海なんだ! 川ばかり漕いでいた私たち。海へ出るのはこれが初めてです。 |
|
砂州に上陸 形状は砂州ですが、すべては石で出来ています。外海の 激しい波に洗われて、ゴロゴロと音を立てています。 正面の山は高丸山、標高607メートルです。 |
||
ゆらゆらをキャッチ! | ||
潮が満ちてきました。カヌーの上から覗き込むと、なんとなくゆらゆらしているのが分かるのですが、うまく写真に収めることが出来ません。 あれこれ試み、たどり着いたのがパドル。水の中に差し込んだパドルの写真を撮ってみると、途中から海水の層に入りゆらゆら。 |
便ノ山橋からの眺め 河口から2キロ程度のところにある便ノ山橋から の眺めです。下が下流側、右が上流側。 上から見ると、改めて透明度の高さに驚かされ ます。 |
|
キャンプ 今夜の料理は天婦羅。いまや桂くんの十八番です。 |
||
翌朝、キャンプ地付近を散策。とても気持ちのよい目覚めでしたが、コーヒーを入れていると、またしても 雨が降り出しました。高梁川、日和佐川に続いて、朝食もとらずに撤収することになりました。 水に浸かれる季節にまた必ず来て、もっともっと銚子川を全身で感じてみたいです。 |
3年後、全身で感じることができました。
紀北町HPへリンク 銚子川で遊ぼう 銚子川魅力発見マップ