銚子川 2013.11.23

銚子川は、大台ケ原に源を発し、三重県紀北町を流下し尾鷲湾に注ぐ、全長17キロの河川です。透明度抜群、清冽な水が湧き出したままの美しさを保ち海へと注ぎます。日本一の川、奇跡の川とも呼ばれています。

光の青い成分をとりこんだ「銚子川ブルー」、川の水と海水の境目が混ざり合わずに、ガムシロップのようにゆらゆらゆれる「ゆらゆら帯」。透明度の高い川でしか見ることが出来ないものです。

季節柄、川に飛び込んで観るわけには行きませんが、川の美しさに触れたい一身で水中撮影を試みてみました。

 

カヌースタート!


 

銚子川ブルー ⇒     
曇り空でも水の中には、
鮮やかな青いラインが 
広がります。       

 

 

 

海に出た!  
海に向かって流れていた水が止まり、わずかながら泡が漂いだしました。ここから先は海なんだ!
川ばかり漕いでいた私たち。海へ出るのはこれが初めてです。


 

砂州に上陸

形状は砂州ですが、すべては石で出来ています。外海の
激しい波に洗われて、ゴロゴロと音を立てています。
正面の山は高丸山、標高607メートルです。

 

 

 

ゆらゆらをキャッチ!    
潮が満ちてきました。カヌーの上から覗き込むと、なんとなくゆらゆらしているのが分かるのですが、うまく写真に収めることが出来ません。
あれこれ試み、たどり着いたのがパドル。水の中に差し込んだパドルの写真を撮ってみると、途中から海水の層に入りゆらゆら。

 

便ノ山橋からの眺め

河口から2キロ程度のところにある便ノ山橋から
の眺めです。下が下流側、右が上流側。
上から見ると、改めて透明度の高さに驚かされ
ます。

 

 

キャンプ
今夜の料理は天婦羅。いまや桂くんの十八番です。

 

 
翌朝、キャンプ地付近を散策。とても気持ちのよい目覚めでしたが、コーヒーを入れていると、またしても
雨が降り出しました。高梁川、日和佐川に続いて、朝食もとらずに撤収することになりました。

水に浸かれる季節にまた必ず来て、もっともっと銚子川を全身で感じてみたいです。

 

3年後、全身で感じることができました。


銚子川 ゆらゆら帯に浸る

 

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