安曇川、琵琶湖 2006.3.5
吉野川単独行からの帰り、桂さんちで一夜を過ごし、翌日は二人で安曇川(あどがわ)に行きました。安曇川は、京都大原の北西、丹波山地は百井峠付近に源を発し、滋賀県内を琵琶湖に沿って北上し、朽木にて東へ流れをかえ、まっすぐ琵琶湖に注ぐ延長52キロの1級河川です。河口には扇形に広がる三角州が発達しています。
一番下の緑色の点、現在地から漕ぎ出し
デルタをめぐって安曇川本流までを往復。
春のお散歩カヌーです。
スタートして琵琶湖にまっすぐ向かうと視界が開ける。左右には枯れた葦原広がる。上陸地を求めて北側の
水路に入り込むが、そこは密林地帯。マングローブを思わせる。
今はまだ寒々した佇まいだが、新緑の芽吹く頃はさぞや美しいことだろう。春が待ち遠しい。
再び琵琶湖に戻ったところで、見つけました。上陸地点。乾いた小石がとっても心地よいのだ。
恐怖のひるね | |
上陸して一休み。お湯を沸かしチキンラーメンをたべ、 お次はおなじみ、お昼寝タイム! ぽかぽか陽気に促され、その場でごろり。たちまち夢の中。 しばらくすると、ただならぬ気配。トンビがやたらうるさいのだ。 「どうしたんだろう」と薄目をあけてびっくり。私たちの真上を、 八羽ものトンビが旋回している。明らかに狙われている! 慌てて跳び起きると、がっかりしたトンビたち、どこかへ飛んで いってしまいました。あやうく食われるとこでした。 写真は昼寝する桂さん |
安曇川と琵琶湖の境目 | |||
安曇川の流れに乗って山を駆け下りた小石たちは、琵琶湖につくと打ち寄せる波に行く手を阻まれ堆積し、 幅1メートルほどの小石の帯ができていました。帯の内側が安曇川、外側が琵琶湖? |
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湖上に浮かぶ伊吹山 | |
まるで雲が浮かんでいるかのように、ぽっかり浮かんだ真っ白な伊吹山。 ほんとうにきれいでした。いつかこの山に登ってみたい。 |
安曇川本流を臨む
ゴール 安曇川浜園地に戻ってきました | |
春の光を浴びたくて、「とにかく琵琶湖に行って昼寝をしよう」と、あてもなく安曇川にやってきたのですが、とっても良い場所が見つかりました。新緑、夏の水遊び。季節を変えてまたここに来よう!