花模様

FM長野「タブロイドラヂオ」出演ダイジェスト


FM長野 タブロイドラジオ 「Let‘s午前中」おつむシャッキリコール
H.11.2.5(金)放送分ダイジェスト ダイエットのコツ
〜〜その5−ルウを使う料理の工夫、補足〜〜



              (K):熊谷ニーナ(司会)               

               (T):武田 三花   
----リスナーからのFAX紹介
K・・先週の、低カロリーで煮込み料理を作る工夫についての反響がかなりありました。
FAXを紹介します。
南安曇郡の、ドリトル先生んちのダプダプさんから。「お話を聞いて、野菜の煮込みシチューを作るとき、おだしで煮た野菜にバターを10gだけ使って、後は適当に牛乳と片栗粉でとろみを付けましたが、おいしくできました。おみそをいれてもよさそうですね」
飯田市の、焼き鳥大好きさんから。「作ってみましたが、野菜の塩気が足りないようでした。どうしたらよいでしょう。それから、うちでは牛すじを煮こんでカレーを作るのですがカロリーが心配です。牛すじについて、メリットなどはどうなのでしょうか」
T・・きょうはFAXの内容を中心に前回の補足をしたいと思います。
前回は、油やバターをカットしてシチューを作る工夫をお話したので味付けについてあまり詳しく触れられませんでしたので・・・。
シチューをおいしくするのにバターをたくさん使ったルウを加えるのは簡単な方法ですが、高カロリーなので、それをしなくてもおだしで味を補い、片栗粉でとろみをつければカロリーがかなり減るといいました。でも味は蛋白質の食品が少ないとどうしても旨みにかけます。塩、こしょうで味を整えるほか、香辛料、おろししょうが、おろしニンニクなど加えてみてください。市販のスープの素ををいれてもいいのですが、メーカーによって脂肪や塩分が多いものもあるので、いれ過ぎないよう注意してください。また、加える具によって旨みや香りで、脂肪・塩分が少なくてもおいしくいただけるものがあります。たとえば、きのこでは、しいたけやまいたけを軽く炒めて加えると旨みがでますし、かおりのある玉葱や春菊など少し足すのもいいでしょう。乾物の、干しえびや干し貝柱などもほんの少しもどしてもどし汁ごと加えると、いいだしがでておいしくなります。なんでも油を加えて口当たりをよくするのでなく、カロリーが低くてもおいしくする食品をさがして使ってみましょう。 
K・・牛すじの質問の方は・・・。
T・・はい、多分、牛すじという名で、カロリーブックや食品成分表にカロリーがみつけられなかったので心配になったかたなのでしょう。実は、お肉などのカロリーブックに載っている数字は、その実物にどれだけ脂肪がついているかで全然あてはまらなくなってしまうんですね。だから、そのお店に出た牛すじがどんな状態かでちがう、油がついている部位ほど高カロリーになるわけです。
湯がいて脂肪を落とすのはとても効果的です。たとえば1切れ65gの豚ロース肉1枚は200キロカロリーでもゆでたら142キロカロリーになったというデータもあります。だから、煮こんだスープやルウに溶け出た脂肪をあまり食べないように注意すればいいのでは?牛すじのゼラチン質の旨みは格別ですから、「食べたい」と思ったら食べていただいていいのです。もし脂肪が多いな、カロリー高そうだな・・・そう思ったら、食べ過ぎないようにして、その前後の食事で調整すればいい。
ダイエットだから「あれはダメ」「これはダメ」なんていってばかりでは、とてもつづきません。
うちの夫は、2日で1クールと捉えて、高カロリーなものを食べたいときは量を加減しつつ食べるようにし、その前後で適正カロリーになるような「帳尻あわせ」の家庭料理を食べて、2日間のトータルをダイエット向けにしました。 私が今まで話したのは」、そうした「帳尻あわせ」「うめあわせ」のための低カロリー家庭料理法なんですね。いつもこういうものばっかり食べてなければならないと思ったら落ち込みますから、 続けるために、無理なさらないように。食べていけないものはありません。
K・・それでは次回も、良いアイデアをよろしくお願いいたします。



 

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