料理コンクール入選作品より
オイスター豆腐と揚げ鰹のたたき風
1996年香港観光協会主催・香港DO楽中華料理コンクール
最優秀賞(香港フードフェスティバル見学を含む香港招待旅行)
千葉の鰹のたたきを中華風にアレンジし、 冷奴を中華風の香りをつけたオイスター豆腐にして 2種をもりあわせました。 |
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〔材料〕
〔材料〕 ・鰹(さしみ身用さく)・・・・500g ・下味調味料・・・・・(しょうゆ、みりん各1/2カップ、おろししょうが大さじ1、おろしにんにく大さじ1、赤唐辛子1/2本) ・木綿豆腐1丁 ・オイスターソース大さじ4 ・片栗粉・ネギの青い部分・生姜各適量 ・ソース用材料・・・・・{・鰹をつけておいた下味調味料(煮たてて漉す)、 干し海老みじんきり大さじ2、砂糖大さじ1、りんご酢1/2カップ、 ごま油1/2カップ、一味唐辛子少々、鶏がらスープ50cc} ・ごま油 (つけあわせ)きゅうり、トマト、中華くらげ、ネギ、青ネギ、炒り白ごま |
〔作り方〕
作り方〕 @鰹は下味調味料に2j時間ほどつけておく。 Aオイスター豆腐を作る。 木綿豆腐は水切りして、5cml方の角きりにし、 厚さを1.5cmほどに切って オイスターソースをまぶしておく。 これに片栗粉をつけて、 ネギの青いところと 生姜の皮をいれた熱湯にくぐらせてから冷水にとる。 B鰹をとりだし、水気をぬぐってさくの表面に片栗粉をつけて、 大きなフライパンにたっぷり油をいれて熱し、高温で、表面だけかりっと 焼くように揚げる。 Cソースを作る。 鰹の下味調味料を煮たてて漉し、熱いうちに他の材料をくわえてさます。 Dあら熱が取れたら鰹を1.5cm厚さに切り分け、 オイスター豆腐を盛りつけた皿の上におく。 つけあわせの野菜を添え ソースをかけ、炒り白ごまをふる。 Eいただく寸前に、熱したごま油を皿全体に大さじ3杯くらい回しかける。 |
香港がいよいよ返還されるとあって
1996年はすっかり香港観光ブーム。
香港は、1988年に私がはじめて料理コンクールの賞品でいただいた旅行で訪れた場所でした。
街中いたるところにあふれているカラフルな色彩の看板やネオン、
肉の焼ける香、麺を茹でる香、点心を蒸す香、果物の香、
頭の上をかするかのように低く飛ぶ飛行機、2階建てバスの走る道路・・・・
広東語と英語がとびかい、いろいろな紙幣が流通し、
そしてエキサイティングな食べ物がいっぱい・・・。それが私の香港の印象でした。
返還前の香港に行きたい・・・・・。
私の気持を見通していたかのように開かれた料理コンクールがありました。
隔年に開かれる香港での食の祭典 「香港フードフェスティバル」見学を含む
香港旅行をグランプリの賞品とする、中華料理のコンクールです。
テーマはシーフードでした。
さあ、どんなレシピにしようか、私は迷いました。
私の住む千葉にもおいしいシーフードはたくさんあります。
たとえば、とれとれの鰯や秋刀魚、鰹など・・。中華料理には縁のなさそうなものばかりです。
それも生に近い状態であまり味付けせずに素材を味わうのが醍醐味なのですが
下味をしっかりつけて加熱する中華料理の手法とはかなり異なります。
「そうだわ、私は千葉にいるんだからここの地元のものを生かして
新しい中華料理を作ろう」
両方の良いところをいかして、考えたのがこの料理でした。
書類選考を通過して本選にいくと
審査の先生方には、テレビで見たホテルの有名な中華の達人がずらり・・。
器具もプロ仕上げの火力の強いコンロに大きな鍋。
油が跳ねて腕にやけどしてしまいましたが、1位に名前を呼ばれて痛さもどこへやら。
「ねえ、これ、ほんとに自分で考えたの?」と審査委員の脇屋友詞氏にいわれました。
・・・・・・家族で訪れた香港。
当時5歳の息子は丸焼きの豚やガチョウがつるされた食料品店をみて悲鳴を上げましたが
珍しい果物(ドリアンやマンゴーなど。マンゴーだけでも大小色もさまざま5,6種はありました)が
並ぶ果物屋さんのジューススタンドでマンゴーいりのミルクジュースを飲んで
ご機嫌が直りました。地下鉄や2階建てバスにも大喜び。
今回はプロの部門の中華料理コンクールの受賞者の皆さんも
一緒のツアーでした。(私にとってはラッキー!いろいろな料理の疑問をおしえていただいたり
調理器具を売る場所を教えていただいたりできました。)
香港フードフェスティバルのいろいろなイベントに参加しましたが
「ダブルハピネスツアー」という伝統的な婚礼の食卓を体験したり
お菓子工場を見学したり
そして圧巻は、ヨンキーレストランでの
特別に用意された『グルメ特選料理の宴』でした。
すべての料理が香港での料理コンクールでプラチナメダルを受賞している特別なものだったのです。
テレビの「料理の鉄人」で香港の鉄人として紹介されていた方も会場に姿をみせました。
1点ずつ出てくるたびに会場にどよめきとため息が・・・。
本場の趣向はなかなかのものでした。
盛り付けの美しさにも目を見張りました。
(なお、この、特別料理のメニューと内容は、写真で次回のホームページ更新時に紹介します!
あの感動の料理は目でみるだけでも伝わるものがありますので、お楽しみに!)
香港にもあるセブンイレブン。
どんなものがあるのかと、入ってみました。
私はハワイやアメリカでもセブンイレブンに入って
その品揃え、ことに食料品にはとても感動(どう感動するのかは
またの機会に)するのですが
香港でもかわったドリンクの缶(お茶でも菊の花茶とか)や
食べ物に感動してしまいました。
でも・・・!!!
これはびっくりました!
私の名前のブランドの食料品があるのです。
見てください!
「三花」
というブランドの
缶詰めです。
結構あちこちにあって
不思議な気分でした。
もちろん私が経営している会社とかじゃありません。(そうだったら素敵なんですけど)・・買いませんでしたが
どうか、おいしい缶詰でありますように・・・・。
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