TRPG日記(99年12月)
12月28日
使用システム:トーキョーN◎VA The Revolution
使用キャラ:高天誘美(人間:女性:タタラ、ニューロ=ニューロ◎●)
参加人数:5人
川越でのTRPG。今回は神代さんの助手をしている高天誘美(たかま いざなみ)さんにおいで願うことにしました。「〜ですかぁ?」「そうですねぇ」等、ゆったりとした話し方をするキャストです。情報屋としてはまだまだ未熟ですが、これから経験を積めばきっと立派にやっていけることでしょう。
1年前、公園で拾われた2匹の子猫。その場に居合わせた2人の人物にそれぞれ引き取られたこの子猫は、しばらくして失踪してしまいます。
そして1年後、その公園の前一人の少年が助けを求めました。実はこの少年、1年前の子猫の片方だというのです。そして兄が、このような姿にした千早に復讐しようとしている、と告げたのでした。
大企業千早は、秘密裏にホバータンクと偵察用トライサイクルを開発しましたが、これを何者かに奪われてしまいます。この件に関して、誘美に調査の依頼が来たのでした。
兄を捜して欲しいと言われた件に関しては、電子の目を駆使して調査。見事にこれを発見して、依頼主にアドレスを知らせます。また、同時に頼まれた千早の新製品に関する情報も同じく入手。千早は動物の脳を使った制御機器を開発したというのです。人間の脳は法に違反するため、動物に目を付けたというもの。そして人間の姿にされた元猫の兄弟は、人型にもなるホバータンクの乗員として千早の戦略の一端を担うはずでした。
これらの情報を元に、今度はホバータンクの現在地を調べて欲しいと依頼された誘美は、苦労しながらもこれを発見。依頼主に告げます。
結局この後、他の人々はこのホバータンク強奪に動き、現場に現れた兄の身柄も確保して千早と取引をしてこの兄弟を引き取ることになったのでした。
一方誘美はというと、情報や家業に徹してしまったため事件の全貌をつかむことなく、そして結果を見届けることなく終わってしまったのでした。
実は、川越には7人行っていました。そしてTRPGに参加していたのが5人。つまり、2人だけあぶれてしまったのです。いくら当人たちが望まなかったとはいえ、たった2人だけ取り残される状況が個人的にかなり気になって、アクトにあまり集中できませんでした。
しかも、情報屋見習いということでどうしても霞とキャラがかぶってしまいそうになったので、誘美はあまり積極的な性格にしませんでした。その結果、事件に自分から介入することなくアクトが終わってしまったのでした。最後の強奪場面などはほとんど関係がなく、残りの2人がMTGを始めたのを見ていたりしていて、かなりプレイ態度が悪かったです。反省。
結局この後川越で2回のN◎VAが行われたのですが、人数比を考えて参加しませんでした。ちょっと残念といえば残念ですが、まぁバランス感覚は大切かなぁと思ってみたり。
神代 霞「ちょっと誘美、情報屋は情報を提供するだけじゃ駄目。ちゃんと結果を見届けなさい」
12月17日
使用システム:トーキョーN◎VA The Revolution
使用キャラ:神代 霞(人間:女性:ニューロ◎、ハイランダー=ハイランダー●)
参加人数:4人
今日になって突然のお誘い。しかも何をするとは明言されなかったので、とりあえず「トーキョーN◎VA」と「真女神転生 覚醒篇」を持って友人宅へ向かいました。すると、予想通り「トーキョーN◎VA」をすることに。まぁ、かなりの確率でそうなるとは思っていましたが(笑)
情報屋の神代 霞は、とある知り合いからの連絡で「サードアイ」という暴走族集団について調べることになりました。その結果、「それなりに有名な暴走族で、はちまきやヘルメットに目玉のマークがある」「ボスは“三つ眼”という」「昔からあるが、2.3ヶ月前にボスが変わってから急成長を遂げた」「幹部は実際に第3の眼を埋め込んでいる」ということが分かります。
とりあえずこの団体の誰かに接触しようと検索した結果、最近族を抜けようとしている新庄隼人という人と会うことになりました。そこからは「三つ眼の片腕のカラスはバイクだけでなく剣術が巧みである」「今夜集会がある」「族を抜けたいが、自分の腕を惜しまれて“抜けるな”と脅されている」等ということがわかります。
さらに独自に調べると、M∵C∵Aという混乱を好む宗教団体が千早の足を引っ張るために三つ眼に資金援助をして、千早に対してゲリラ戦を展開していることが判明。この情報を千早にリークして報酬を手にすると共に、知り合いにこの情報を提供して依頼料をもらいます。
そして今夜の集会にクルーザーで海から接近する霞。そこで繰り広げられる千早とサードアイとの戦い。そして三つ眼を狙うキャストたち。結局、三つ眼はあっさりと取り押さえられ、片腕のカラスも海の藻屑となったのでした。
霞としては情報を流してお金を手に出来たと同時に、事の顛末を見届けることが出来て知的好奇心も満足できました。
ルーラーの方は今日突然ルーラーをすることになったので、ややとまどい気味だったようです。シナリオも急ごしらえだったため、キャストよりもルーラーがどうして良いのか分からなかったようです。
霞ばかりが活躍しているので、そろそろ雅原志津枝も活躍させてあげたいところ。もしくは、そろそろ新キャストを登場させたい気もします。