TRPG日記(99年 2月)

 2月27日
使用システム:ソードワールドRPG
使用キャラ:ツィシス・レント(人間:女性:ファイター4、プリースト2、セージ2)
参加人数:7人

 今日は友人宅でかなり久しぶりのTRPG。しかも、キャラクター作成時のさいころ目がかなりよく、筋力が20(人間の最高は24)という怪力娘が誕生。かなり久しぶりにファイターをやることにしました。経験点は初期時に+8000。ちょっと強めのキャラが生まれたのです。
 以前個人的に護衛をしたことのある騎士団長宅での騎士団長誕生日パーティーに招待されたレントは、そこで騎士団長の妹に「隣町(徒歩約2日)に来ている人気俳優を一目見たい」と依頼される。騎士団長に内緒という点にやや不安を抱えながら、それでも依頼を受けるレント。翌日の夜に妹君は屋敷を脱出して、レントと仲間たち一行は一路隣町を目指します。
 ところが、折からの大雨で川が増水。橋が流されてしまっていたため、山道を迂回することになる。途中の山小屋で一晩を明かそうとしたのが事件の発端。そこにあった薪を焚いたとたん睡魔に襲われ、一行は眠りに落ちてしまう(本当は1人だけ抵抗に成功したのですが、何をするでもなく2度目の判定に失敗してしまったのでした)。
 目が覚めたときは山賊のアジトの中。そして女性陣は人身売買の対象になることが判明。なぜか男性陣よりも元気な彼女たちは脱出作戦を敢行。ところが、魔法装置の働きであえなくもとの部屋へ。そこへ現れたのは、先ほど脱出を阻んだ二刀流の男。彼は記憶をなくしており、山賊には助けてもらった恩があるものの人身売買に手は貸せないと協力を申し出る。
 再び行われる脱出作戦。別な場所に閉じ込められていた男性陣を救う過程で、突然妹君が失踪。とりあえずアジトを脱した一行は、妹君奪還に向けて再襲撃を計画する。結局、人身売買のために連れ出されるところを襲撃することに決し、一度はダミーに引っかかったものの無事に本人を救出することに成功。これに懲りた妹君はそのまま自分の家へ帰ることを了承したのでした。

 私の仲間内でTRPGをすると、どうも雑談が多くてプレイに集中する人が少ない。今回もそれに悩まされました。また、対談であれだけ「キャラを演じることの大切さ」を力説していたわりにはキャラを生かせなかったのが残念でした。キャラを生かすにはキャラが会話をするのが一番なのですが、NPCとの会話はともかく、PC同士の会話は成り立ちにくいですね。もう少しほかのキャラに話し掛けるべきだったかなぁ、と反省。
 シナリオ自体は悪くないと思いました。ただ、何をしていいのか戸惑ってしまったことが多くてちょっと困りました。情報が少なかったので、男性陣は下にいるらしい、出口は上らしいという分岐点で「下」を選ぶのは当然だと思うのですが、そこでは「上」に行った方がよかったと言われてもちょっとな、と思いました。多分、上が正解だと分かっていたとしてもレントは「下」を選んだとは思いますが。
 全体的に、ほかのキャラクターの顔や雰囲気がほとんど見えてこなかったのが残念です。このキャラを何回か使っていればそれも見えてくるのかもしれませんが。

リスト一覧へ戻る


サイコロ振ろうよ☆トップページに戻る

トップページに戻る