指揮者日記'99
5月23日(日) 18:00〜22:00 新宿文化センター
今年最初の単声練習。前日の女声練習では曲が決まらず、男声の曲によって女声曲が変わるかもしれないというプレッシャーもありました。おかげで前日は寝付きが悪く、お昼に友人と野球をしていたこともあってなんだかぱっとしない体調でした。
18:00 練習開始時間にも関わらず、ほんの数人しか人がいません。これでは練習にならないので、人がもっと来るまで待機。18:30近くなってようやくちらほら人が集まってきたので、選曲は19:00からと決めて簡単な男声合唱曲をやってみることに。曲目は「ふるさと」 元が外国語でそれに日本語の歌詞をつけていたので歌いにくいとやや不評でしたが、ハーモニーはきれいな曲だったので最初にやる曲としてはこんなものでしょう。と、勝手に自分で納得してみたり(苦笑)
19:00から、予告通り選曲開始。人が少ないような気もしたのだけれど、だからといって決定を先延ばしにするわけにもいかないので決行。ちなみに、選曲資料はこちら。
12曲すべてを聴くと膨大な時間がかかるので、上4曲のみを聴いてその中から曲を決めることにしました。「猛獣篇」はテープがなかったので私がパソコンに打ち込んだものを聴いてもらい、シーシャンティーはたくさんある曲の中から5曲を聴いてもらったのですが、最終的に「この団で初めて指揮をするのであれば、歌い手がどうこうよりも自分の振りたいのをやった方がいいのではないか」という方向に向かいました。でも、この4曲の中ではさほど差がないということで投票に。一人2票、同じものに2票入れるのもありという条件で決を採ったところ、まず落ちたのが「月下の一群」 次に一人一票にして再度決を採ると、「猛獣篇」が4票、他が2票だったのでそのまま「猛獣編」に決定したのでした。
今回初めて自分が取り仕切ってみて思ったのは、指揮者の経験があるのでみんなが動き始めるとさほど難しくないのだけれど、みんなを動かすまでが大変だということです。何しろ私はS.P.P.最年少。自分より遙かにすごい人たちを相手にしなければなりません。けれど、こんな事にめげていては一年間乗り切れません。それに、みなさん協力的なのできっと何とかなることでしょう。
ピアニストは高校時代の同級生でS.P.P.団員の女の子に依頼。高校時代以来のコンビですが、きっとうまくいくことと思います。
何はともあれ、どっと疲れた一日でした。これからもがんばらなければ☆