夜間瀬で練習の巻
1月26日(土)
今週はホントは休もうかなと思ったのですが、電話がかかってきて、ポールやりに行かないかとのこと。聞いてみると、基礎スキーのためのポールとのこと。なーるほど、確かに基本からやり直すにはいいかもしれないけど、申し込みか゛自分たちしかいないというし、大丈夫か??まあスキージャーナルに載っているというから大丈夫と思い、行くことにしました。
東松山を四時に出て、夜間瀬に向かいました。クルマの量は結構多かったのですが、意外と時間はかからず、六時二十分ころには信州中野ICに着いてしまいました。で、ゆっくり朝食を食べ、宿へ。
宿に着くとスタッフの人が待っていてくれてました。ホントに他にはだーれもいないらしく、「どんなセットにしますか?」というので、GSの基本的なセットにしてもらうことにしました。
ただポールバーンが混みあっていたので、地元の小学生チーム(!!)と合同で使用。それでも10人いるかいないか。
セットはインターバルも長めで、振り幅もややせまめ。なので最初はポールを待ってしまいましたが、「そこを待たないで、ターン前半をそーっと荷重する感じで」というのでやってみるとうまく入れるようになったし、余裕が出てきました。次は「ターン後半でふんばる」ことと「スタンスを広くする」と言う感じでやっていって、その感覚をつかみました。
今日重点的に練習したのは
- 1 谷回りをていねいに
- ターン前半で急に方向を変えるのではなく、そーっと荷重していく。インターバルが長くても、ポールを待つ時間をなくし、板に乗っている時間を長くする。板をなるべく早く下に向け、徐々に荷重していく。
- 2 ターン後半でふんばる(しっかり角付け)
- ターン前半ができていれば、ターン後半は角付けを強めることでズレを少なくすることができる。
- 3 スタンスを広くする。
- ワイドスタンスに慣れることで、内足の感覚が感じ取れるようになる。
- 4 外足にしっかり乗る
- 外足を角付けしてしっかり荷重することで、板が走る感覚がつかめるようになる。その後体が遅れないように気をつける。
- 5 内足をしっかり雪面に押さえつける
- 内足がフラットにならないよう、小指とかかとを結んだ線でしっかり押さえつける。その際に足首が伸びないよう気をつける(足首が伸びてなければももの内側が緊張し、しっかり角付けできる)
今日1日では全部できないので、明日からがんばろう。
1月27日(日)
昨日の夜から雪が降り始め、今朝起きて見ると結構積もっていました。昨日はかなり固いバーンでしたが、今日は結構掘れそうです。あとガスがかかっているので、視界がどれくらい確保できるか不安です。
9時過ぎにスタートに入って、練習開始。
今日は2つのことを中心にやりました。
1 体軸を内傾させること
2 ターン後半に足首を深く入れ、角付けを強めること。
2についてはそうすることで、掘れている状態であっても板が叩かれにくくなるメリットがあるようです。あとで気が付いたのですが、こうすれば板を縦に踏めるのかなと思いました。
最初のうちは雪も柔らかく、ひっかかる感じが(むしろひっかかり過ぎるくらい)あったのですが、案の定だんだん掘れてきました。そうはいっても貸し切りですから、ほかの所に比べればはるかにまし。むしろこれくらい掘れている方が練習になるのでは?と言うくらい。
しばらくすると、「11時からもう一度圧雪するのでいったん撤収します」とのこと。うーん、なんて恵まれてるんだ。
ゆーっくり食事して、13時頃スタートに向かい、再び練習開始。
午後は疲れてきたのと、溝を意識し過ぎたのと、視界が悪かったのとで、なかなうまく滑れませんでした。とくにスピードが上がってきたときに切り替えがうまくいかず、後に乗ったまま切り替えたりしたので、ももがパンパンになってしまいました。それでも何ターンかはうまくいったのもあったし、あとは来週の課題と言うことにしよう。
2月3日(土)
今週も引き続き夜間瀬で練習です。先週よりも1時間ほどゆっくりと東松山を出て、夜間瀬に向かいました。宿で着替えて、フリーを2本してからポールに入りました。雪は適度に水分があって、しまっていてとても滑りやすいです。気温も暖かく、天気は晴れ。最高のコンディションですね。
午前中最初のセットは振り幅は短いけど細かくなっており、旗門数が4つか5つ多かったです。なのでなるべく上から切り替えて入るように心掛けました。
数本滑ると旗門が少なくなり、先週のセットに近くなりました。ここでは2つのことに気を付けました。
1 谷回りをきちんと仕上げる。
2 足首を徐々にいれて、角付けを強める。
これは大体できたのですが、スタンスが狭くなってきたので、スタンスを広めに取るようにしました。
こんな感じで練習していたのですが、それは突然起こりました。10時30分を過ぎたころ、ゲレンデにJapanese Blues(つまり演歌ね)のフレーズが。そう、夜間瀬といえば細川たかしである。3曲目くらいだったかな、名曲「北酒場」が。それにしてもすんごい音量だったなあ。
でもねえ、滑り終わって ああ、失敗したー というときに、マイナーなフレーズはかなりへこみます。で、やっと終わったと思ったら 「私馬鹿よねー 」・・・あのなあ・・・まあ、別にいいんですけど。
午後はさらに気温が上がり、雪が足元で崩れやすくなりました。掘れるかなと思ったけどそうでもなかった。ただ気になる点が1つありました。それは
「内足がフラットになってしまう」というもの。左ターンで特に顕著なのですが、内足(この場合は左足)がどうしても押さえられないんですね。そうこうしてるうちに、「トップが開いている」という話になり、・・・ということはおそらく腰が外向し過ぎて、板の前後差ができてしまい、そこで内足を角付けしようとしているうちに、開いてしまったみたいです。なので、内足を引き気味にしてみたところ、よくなりました。
ただそれを続けられないのが厳しいところで、午後も終わりになると板を押さえられなくなってしまうようになったので、あまりインを攻めずに、切り替えを早くすることだけを注意して滑りました。
ちなみに、細川たかしは1時間ほどで止みました。
2月3日(日)
朝起きてみると、雪は降ってなかったですが、ガスが出ていました。ちょうどポールバーンにガスがかかってるんだよなー。
バーンの状態があまりよくないこともあり、1本インスペがてら雪質チェックしてから、練習開始。最初のうちは普通に滑っているのに遅れたり、溝にはまったりして、「なぜ??」と思いながらおっかなびっくり滑っていましたが、後になって見て見ると、所々凹凸があったり(昨日のセットでついたもの)したので、その上を通ってたからみたいです。
今日は一日を通して、左ターンの内足を意識して滑りましたが、あまりうまくいかなかったです。フリーではうまくいくのですが。そうこうしているうちに逆に落とされるようになってきたので、なるべく上から入るようにしましたが、途中まではなかなかうまくいかなかったです。それは真っすぐ入り過ぎだったから。
文章で書くとこんなもんなんですが、基本的なセットで、体で覚えるまで何回もできたので、とても収穫がありました。
帰りは16時30分くらいに出て、21時くらいに着きました。上田菅平から軽井沢まで雪が降ってたのにはびっくりしましたね。
