SSAWS探訪記’99

最初はSSAWSの情報などを書いて、行ったことない人に役立つページにしようと思ったのですが、最近は私のレッスンのメモと化してしまいました。したがって、私以外は読んでも役に立たないことがほとんどです。もし「SSAWSに行きたいけど、○○が知りたい」という方がおりましたら、メールください。知っている範囲でお答えします。



11月24日(水)
10月28日(木)
10月21日(木)
10月5日(火)
9月30日(木)
9月28日(火)
9月21日(火)
9月14日(火)
9月3日(金)


11月24日(水)

 今日はフリーで滑りに行きました。番外編で登場した覆面デモS氏から「24日にSSAWSに行くから来るように」というお達しがあり、まあタダ券もあるし、板もチューンナップ出したいし、というわけで行くことにしました。

 水曜日は12時30分からなので、11時集合にしました。8時10分くらいに家を出て、高速に乗りましたが、浦和インターの手前で川口線で事故が発生したことが発覚!!しかも2カ所!!浦和から小菅まで80分と書いてありました。これでは11時にSSAWSに着くのは不可能なので、外環にのって三郷線から行きました。おかげで400円も余分に出費してしまった。三郷JC手前と首都高の料金所が混んでましたが、三郷線自体はそれほど混んでませんでした。

 おかげで10時30分にはつきました。S氏は電車で来ているのでチケット売場で集合して、11時に入場。着替えてレンタルをしたりして、12時30分に入場しました。

 ゲレンデはそれほど荒れていなくて、しかも結構すいていました。1本目は足慣らしなのでホントはイエローコースを滑りたかったのですが、S氏が急斜面じゃなきゃやだという顔をしていたので、しょうがないからレッドコースにしました。

 レッドコースはポールをはっていました。今日はレーサーの人もそれほど多くなかったので、すいていて、何回か滑りましたが、結構難しかった。急斜面から緩斜面に入って、また斜面が急になるところがとても難しく、特に斜面が急になるところの旗門が全く見えないので、曲がりきれないので大変でした。

 フリーで滑っているときは、最初大回りをやってましたが、幅があまりないので中回りくらいになってしまいました。しかも左ターンがうまくいかず、サイドカーブだけで曲がっているみたい。外向が強すぎるのと内傾が足りないからだと思いますが。

 ちなみにS氏は今年買ったばかりのelesseのウェアにATOMICの板をレンタルして、私の3倍以上のスピードでかっとんでいました。ううん、まるでヘルマン・マイヤーみたいだ。

 14時まで滑って、それまで使っていたRNXをチューンナップに出し、いったん休憩して、そのあとは久しぶりにX-FREEで滑りました。ところがエッジのサビがひどかったせいか、エッジがほとんど効かず、曲がれないので、これもすぐにチューンナップに出して、VOLKLのP40プラチナムをレンタルしました。プレートがついていないので、小回りがしやすいです。ほしいけど、買うのはちょっとあきらめました。

 今日は5時まで滑りました。S氏は電車なのですぐに帰りましたが、私はそのあとシャワーを浴びて、食事に行って、8時に出ました。小菅のあたりが少し混んでいたけど、1時間ちょっとでつきました。

 今回でSSAWS探訪記'99はおしまい。SKI REPORTをお楽しみに。

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10月21日(木)

 今日は早朝ポールトレーニング。例によって4時に起きて、5時に出発。最近は日も短くなってきて、まだ暗いです。このくらいだと、スキーに行くんだなという感じがしてきて、いいですね。首都高は この時間にしては結構クルマがいました。といっても渋滞はなかったので、6時15分にはつきました。

 休憩して、ワックスをはがして、7時に入場。さっさと着替えて7時30分から滑り始めました。今日は今までに比べて雪がしめっていたような気がします。少し低温用のワックスを使ったら、ワックスが合わなかったのか、あまり滑りませんでした。

 あまり体調も良くなかったので、切り替えのタイミングだけに気をつけて練習していましたが、内脚に乗ってしまったり、腰が外にありすぎたりしてうまくいかないことが多く、コースアウトばかりしていました。コースもかなり掘れていて、しかも前回のような丸い溝ではなく、鋭い溝で、スキーが引っかかると転倒しそうなものでした。調子が良ければ滑れるんだけど、自信がなかったので、ポールは早めに切り上げて、フリーをたくさん滑ることにしました。

 10時をすぎるとフリーなので、すいているうちにレッドコースで大回りの練習をしました。緩斜面だとうまくいくのですが、急斜面だと腰の位置がまだ外過ぎるせいか、スキーがずれてしまいますね。

 5,6本滑ると混んできて、コースも荒れてきたので、今度は中回り・小回りの練習をしました。谷開きと頭の位置に気をつけて滑りました。だいたいうまくいったので、あとはストックワークに気をつけて滑りました。

 11時になると結構混雑してくるので、昼食を食べて、12時からまた滑りました。このころになると結構コブもできていて、私には大回りはできないので、小回りだけをやって、13時に上がりました。今日はこのあいだお世話になった沢田さんと、八海山の中沢さんも来てました。中沢さんによると、今日は京葉線がとまってしまって大変だったらしい。他には川端絵美さんも来てましたね。

 2時に出発したら、大宮に着いたのは4時くらい。PCを取りに行ってから家に帰りました。今日は小回りは結構できたような気がする。

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10月5日(火)

 4週連続ザウスも今日でいよいよ最終回。気合い入れてがんばるのだ。

 というわけで7時40分くらいに家を出ました。今日も5の日なので、結構混んでるかなと思って、覚悟して出かけましたが、この4回の中では一番すいていました。小菅の周辺以外は渋滞はほとんどなかったし、おかげで9時20分くらいにはついてしまった。

 例によってレッスンは1時から。今日は前半は大回りの、後半は小回りのまとめとビデオ撮影です。まずは大回りからですが、今までのイメージどおり、

  1. ターンのはじめの外向傾
  2. ターン中の膝の内旋を腰の外向→正対の過程でできるようにする。
  3. 腰(骨盤)を斜面と平行にする。
ことを注意した上で、切り替えの時の動きを重点的に意識してやりました。具体的には切り替えの時腰を谷に落とすイメージでやりましたが、うまくいかなかった。それは
  1. 腰をスキーの内側に入らない状態で、スキーの真上で板を操作していたため。
  2. 上体がつぶれていたため
 これはおそらく、1の状態になった結果下半身で加重してもスキーが曲がらなくなったために上体で板を押さえにいった(昔からのくせ)と、スピードが出たために2の状態になったと思われます。このため、切り替えの時も腰が思うように動かず、遅れてしまう結果となってしまった。

 話は前後しますが、あとで大回りのビデオを撮るときに、小回りでベンディングの基礎練習として「頭を動かさない」という練習をやったのですが、これを大回りでやってみるとうまくいった。イメージとしては

  1. ターンのマキシマムから、スキーを腰の真下に持ってくる。このとき足首の曲げをゆるめないようにする。そして、へそのあたり(腹筋)に力を入れて、腰から下で雪面からの力を受ける。このとき膝を抱え込むような感じになるはず。
  2. 腰の下あたりで受けた力を先ほどとは反対方向にかけていく。この反動をうまく使えるようになれば大きな力を伝えられるはず。
 1のときに、上体で受けようとすると頭が上がってしまうので、腰から下で処理するのがこつのようです。

 後半は小回りです。まずは前回やった「谷開き」のイメージと、ストックワーク(荷重→つく→荷重→つく・・・・)を注意しながらやりました。今日は途中からスペシャルゲストとして、何と佐藤久哉デモが登場!!1回だけデモの後ろについて小回りをやりました。やってるときはぜーんぜん余裕がなく、ストックワークも何もあったもんじゃないですね。でも、スキーの回旋(回し込み)の深さと、状態の安定は参考になりました。デモによると、スピードのコントロールはずれというよりは回旋の深さでできるそうです。

 さて途中から、デモによる特別レッスンになりました。そこで「上体の安定」についての話にまずなりましたが、そこで出てきたのがさっき少し出た「頭を動かさない」というイメージですね。そこで最初はスキーがずれてもいいから頭を絶対動かさないという条件で小回りをしました。最初はうまくいかず、逆にピョンピョンはねてしまいましたが、「抱え込むのでは?」と思ってやってみるとうまくいきました。

 そして最後はビデオ撮影です。今日は小回りを2本、大回りを2本、あわせて4本も撮ってもらいました。

 まずは小回り。頭を動かさないように、谷開きをしっかりやって、ストックワークは脇を締めて手首だけでやるように注意してやりました。だいたいうまくいったように思ったのですが、沢田さんによると「左手のストックをもう少しトップよりにつくとバランスが良くなる」とのことでした。あとで実際にビデオを見てみると、右手はトップよりについていましたが、左は何とブーツの真横についてました。

 2本目はそのストックのつく位置に気をつけて滑りましたが、1回だけ失敗したときにバランスを崩してとばされそうになりました。

 あとこれはあとでビデオを見て気づいたことですが、目線がかなり下でした。おそらくスキーのトップを見てるくらいですね。谷開きを意識しすぎたらしいです。

 そして大回りの1本目。かなりバーンが悪かったので、ラインに気をつけて滑りました。切り替えはさっきの「抱え込み」がある程度できたと思ったので滑り終わった時はまあまあだと思った(沢田さんからは切り替えをもっとコンパクトにといわれた)のですが、あとでビデオを見てみると、外傾から入るのはいいのですが、正対になっていないので、大腿の内旋ができていなかった。今日は前半からこのイメージがつかめなく、外膝が内に入りすぎてしまうので、わざと弱めにしたのが良くなかったみたい。膝ではなく、大腿なんだよと思いながらやるといいみたいです。

 上体についてはリラックスしてやったので、今日の中では一番良かった。ただそれでも上体に力が入っているらしく、ストックが横を向いていました。2本目はちょっと恐怖感があったのか、悪いのが出てしまいました。腰が入らないので、スキーはずれていたり、そうでなくてもうまくたわまないのでサイドカーブの分しか曲がらなかったりしてました。 

 そんなこんなで1月にわたってレッスンを受けましたが、今回はイメージを作ることが結構大切なんだなと思いました。時間に余裕がある分繰り返し練習できて、イメージを作りやすかったので、とてもわかりやすかったです。講師のみなさん、ありがとうございました。

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9月30日(木)

 うーん、中1日でザウスか。私のスケジュール管理能力のなさを露呈しているようなもんですが。だいたい、4週連続ザウスに行くのにそのときに中1日で予定入れるか??とも思いますが、そうなっちゃったんだからしょうがない。

 というわけで今日は早朝ポールトレーニングです。昨夜は28日の疲れがまだ残っていたので、夜は8時に寝ました(小学生か?)案の定途中で眠れなくなりましたが。

4時に起きて、5時に出発。今日は月末のしかも0の日。といってもこの時間なら渋滞はないだろうと思いましたが、クルマが多い上に、何と葛西の手前で渋滞(事故渋滞らしい)。うっそー。おかげで6時につく予定が、ついたのは6時40分。ワックスはがして、荷物を持っていったら7時をすぎてしまった。急がないと7時30分のスタートに間に合わない。

 何とか間にあって、7時30分から滑りました。今日は緩斜面のGSのコースで、28日(大回り)の復習をかねて感触をつかむのが目的。最初は腰の位置(斜面と平行)に注意して、そのあと外向傾膝の内旋に気をつけて滑りました。あとポールにはいるときはなりやすいのですが、手が下がってきて、上体がつぶれてくるので、それにも気をつけました。気をつけたんだけど、スピードが出てくると下がってきて、気がついて上げるんだけど次のターンにはまた下がる、の繰り返しで大変でした。でも手を上げるだけで荷重がきちんとできるようになるので、忘れないようにしよう。

 それから、左ターン(右外足)の時に内足に乗りやすい(シェーレンになる)のが気になりました。左足が開くくせがあるのと、外傾が強すぎて内旋がうまくいかないからだと思うけど。

 最初のうちはバーンもそんなに荒れていないので、うまくいきやすかったんだけど、40分ほどして荒れて(掘れて)くると、ちょっと怖いのと疲れて足首が曲がらなくなるのとでスキーがずれやすくなってきました。そこで8時30分から10分休憩。

 休憩が終わってから先ほど滑ったコースに行ってみると、案の定さらに掘れていました。じゃあ掘れている中でどれだけ動きができるかやってみようと思ってやってみると意外とうまくいきました。時々うまく外足に乗れなかったり、ターン後半で後傾になってしまったりしましたが、全体としてはうまくいったんじゃないでしょうか。あと気をつけたのは、切り替えですね。山側に立ち上がる癖がついているので、谷に切り替えるよう、あと上体からではなく腰から動けるようにやってみました。全部じゃないけど、何回かはできたかな。あとは切り替えで一つのターンを区切るのではなく、角付けで区切る((角付け→)荷重→角付けまでで1つのターンとして考える)と不思議なことに切り替えが早くできるようになりました。

 コースは9時をすぎるとものすごい掘れようで、まるでボブスレーのコースのようでしたが、これはこれで練習になるので良かった。今日は意外なことに結構すいていて、ほとんど待たずに滑れたので良かったですが、逆に結構疲れました。

 9時30分までポールトレーニングで、そのあと10時までコース整備をしました。10時になって人のいないすきに30分ほど大回りをやって、結構感触もつかめたし、足もかなり疲れてきて、ケガしてもつまらないので11時前に上がりました。

 11時30分頃出たら、家には1時につきました。首都高は思ったほど混んではなかったですね。葛西でよくわからないけど見物渋滞(何を見物してたんだろうか)があったけど、あとは堀切の手前もそれほどでもなかったし。疲れたから、このあとはネットサーフィンでもするか。

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9月28日(火)

 4週連続ザウスももう3回目になりました。もうだんだん慣れてきて、前日の準備もワックスがけを含めて3時間くらいかかってたのが、ワックスがけ1時間、荷物の準備10分で終わるようになってしまった。

 さていつもどおり7時30分過ぎに家を出ましたが、今日は月末ということもあって結構混んでました。扇大橋から渋滞と書いてありましたが、実際にはその手前から混んでた。結局葛西JCまでほとんど渋滞で、東関道も結構車が多かったですね。

 それでも9時40分くらいにはつきました。15分ほど休憩して、郵便局によって、ワックスをはがして11時前に入場。食事をして、12時30分にゲレンデ、ってやってることが毎週同じじゃん。

 今日のレッスンは小回り。の予定でしたが、ゲレンデがすいていてバーンが良かったので、前半は大回りをやることになりました。大回りは先週の復習ということで、

  1. ターンのはじめにしっかり外向傾をとる
  2. ターン前半の外向からターン後半に正対に持っていく過程で膝を内旋させて、腰を内側に持ってくる。このとき外足に乗るように注意する。
  3. 外足にしっかり乗れるように、腰(骨盤)を斜面と平行に(イメージとしては外腰を大げさに下げるくらい)して、腰のためを作る。
1を意識することで、2の動作は行いやすくなります。今日の練習では3を重点的にやりました。緩斜面で腰に手を当てて、腰の傾きを意識する練習も混ぜてやりました。急斜面になればなるほど、大げさにやるくらいでちょうどいいみたい。

 一つ注意されたのが、切り替えのやり方について。切り替えの時今までためた力を谷に落とすことで切り替えをするのですが、自分の場合逆に山側にもってっているようで、それで切り替えが遅くなっているようです。これをなおすようにしました。ただこのときも切り替えで内足に乗らないように、腰の傾きを斜面に平行にすることが必要です。

 大回りを何本かやって、そのあとは小回り。今日やった小回りのポイントは「大腿部の内旋」です。この練習のために「谷開き」を何本かやりました。やりかたのイメージを絵に描いてみた(かなり下手)のですが、外足をただ押し出すのではなく前にひねりながら押し出す。これを腿を内側にひねることで行うのですが、個人的にはスキーのトップ側のインエッジを雪面に食い込ませる感じでやるとうまくいきました。このとき注意することは

  1. 足首は常に曲げたまま。切り替えでものばさない。
  2. 足だけ前に出すと体が遅れるので、上体も常に下に落ちていくイメージを持つ。
  3. ただし、上体だけが前につっこみすぎないようにする。
 そのあとは腰と下半身のひねりを作る練習です。急斜面で、腰を下に向けたまま横滑り→ターンして横滑りという練習もまずやりました。右ターン(左外足)の時が昔からやりづらいので、手を前に出したり、足首の曲げに注意したり、注意してやりました(注意しないと腰が回ったり、X脚になったりする)。あと緩斜面ではストックを水平に持って、先ほどの谷開きをやりました。ストックは常に前を向いていないといけないのですが、くるくる回ってしまってうまくいかなかった。

 あとはストックワークについて。小回りの場合は

  1. 手は親指と小指に力を入れてしっかりつく。
  2. 脇を締めて手首だけを動かすようにする。
  3. 手首は前後に動かす。横から持ってきたりしない。
  4. 左右同じタイミングでつく(ターンのマキシマムで外側の手をつく)
 フリーをやって、いよいよビデオを撮ります。小回りを2本撮りました。ビデオで指摘されたのは
  1. 大腿部の内旋をするときに、体をもっと下に落とした方がよい。そうしないとターンがブレーキになる。
  2. 上体がつっこみすぎたり、かぶりすぎたりするときがある。腰を前にすればいいのかなあ。
  3. ストックワーク:脇をしめるようにする。手が広がってしまって見ばえが悪い。
 今日はレッスンの途中から疲れてしまって、足首が曲がらなくなってしまったくらいなので、レッスンが終わったらすぐあがりました。夕食を食べて7時40分くらいに出て、9時過ぎにつきました。

 来週で最後か。早いなあ。その前にあさって(9月30日)に早朝ポールがあるんだけど・・・・

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9月21日(火)

 今日は4週連続ザウスの第2週目です。朝の交通情報を見てたら、小菅で故障車があっていつもよりこんでいるらしいので、ちょっと早めに7時30分頃でました。首都高に行ってみると案の定東領家から船堀橋まで断続的に(といっても一瞬流れが良くなっただけでほとんど)渋滞していました。特に小菅・堀切のあたりは大渋滞。すいてりゃ30秒で抜けられるのが15分かかりました。

 そんなこんなでついたのは9時30分。疲れたので10時30分まで休憩して、ワックスをはがして11時に入場。昼食を食べて、12時30分にいってすぐ滑りました。

 3本ほど滑ってから集合。今日は八海山スキースクールの中沢さんの班です。まず最初にやったのはシュテムターン。どーしてカービングの話なのにシュテムターンなんだ??と思いましたが、これは外脚の内旋と腰の内側への移動の練習が目的です。今日のポイントは「外傾を作る」ことと「腰を内側に移動する」ことです。外傾を作るのは、ターンの前半を外傾で入って、後半に向けて徐々に正対していくときのひねる力を使って、外脚の膝を内旋させるからです。腰を内側に持っていくのは遠心力に対抗するためで、カービングでは特徴的ともいえますね。このときに骨盤を斜面と平行にして腰にためを作るのが必要。外腰が伸びてしまうと外脚に乗れないので内倒してしまいます。今日はこの2つのポイントに絞って練習しました。やり方としてはまずクロウチング。外傾を作って徐々に正対させる動きと、外腰のために注意しました。次にノーストックで、腰に手を当ててターン。これは主に腰の向きと高さ(斜面と平行かどうか)のチェックですね。あと一番わかりやすかったのが、先週もやりましたが、ストックを束ねて斜面と平行にして持つやつ。今回は状態の向き(外向)を特に注意して、あとはストック(=骨盤)が斜面と平行になるようにやりました。

 このあとビデオを撮って、今日はなんと休憩なし(!!)で3時間滑ったあとミーティング。ビデオを見ての反省点は

  1. 外腰が伸びてしまっているので、腰が内側に移動できていない。結果として内脚の傾きがない
  2. 切り替えが遅い。
  3. 上体が前につっこみすぎ
1についてはミーティングでチェックしたのですが、自分の意識よりも外腰を落とさないと斜面と平行にならないようです。2については切り替えで力が上に抜けているので、結果として遅くなるみたい。3については緩斜面なのに前後のバランスを間違えているようですね。

 ミーティングでは内脚の使い方について注意がありました。内脚を傾けていくと自然と小指に乗ってしまいますが、これを防ぐために、傾きが強くなってきたら内脚の腿をしめる(足のセンターラインに乗るようにする)。これで内外のバランスが保てるようになります。あと切り替えでは腰を真横に持っていく意識でよいとのこと。ただし足首の曲げを常に行ってないと後傾になるので注意しましょう。

 今日のザウスはデモだらけ。確認できただけでも、伊東秀人さん、渡辺一樹さん、里吉敏章さん、豊野智弘さん、石黒孝明さんと、なんと5人!!しかも全員別のイベントで来てるというのがすごいですね。特に里吉さんはミズノの板のテストできてたみたい。その関係の人は全員ミズノのウェアを着ていたけど、いいなあ、ミズノのウェアは。うん。

 きょうはレッスンのあとは滑らずにあがりました。6時にでて、帰ろうと思ったら首都高が混んでるらしいので、夕飯を食べて9時くらいにでました。さすがにすいていたので、10時についてしまった。

 来週は小回りをやるとのこと。またがんばるのだ。

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9月14日(火)

 今日から4週連続でザウスに行きます。デサントのレッスンです。申し込んでから気づいたんだけど、本当はSAJ1級以上の人が対象なんだって。大丈夫だろうか??

と今更心配してもしょうがないので、8時頃家を出ました、15日が休み(敬老の日)なので今日は相当混雑しているかなと思いましたが、そんなことは全然なかったです。扇大橋から船堀橋まで断続的に混んでましたが、これはいつものこと。予定よりも早く(9時30分くらい)つきました。

 それにしても今日は9月半ばだというのに暑い!!どのくらい暑いかというと、クルマの中に積んでいた板に塗ってあったワックスが、溶けてました。それじゃなくても最近ジムニーのクーラーの調子が悪いのか、そういうクルマなのか、高回転で走り続けるとクーラーが利かなくなるので、大変です。

 クルマの中でちょっと休憩して、朝食を食べて、10時30分頃入場しました。

 ゲレンデへは12時30分にゲートが開いたらすぐに行きました。12時45分に集合なので、2本滑ってから集合場所に行きました。

 クラス分けの結果、私は沢田敦さんの班になりました。人数は8,9人くらいだったかな。さて、さっそくレッスンですが、今日はカービングターンに必要な基本動作がテーマです。いきなりノーストックで、緩斜面で練習しました。スタンスを肩幅くらいに開いた状態で、手を膝に当ててターンします。手を当てることによって、内脚もターンの内側に傾けることができます。次に、拳を膝の間に入れて、同じように滑りました。これだと内脚のチェックの他に、スキーの前後差もわかります。外傾が強すぎるとスキーに前後差ができてしまい、拳がうまく入りません。これで「外脚に加重しながら膝を内側にひねりこんでから、体の軸を内側に傾ける」という練習をしました。

 つぎに、これも緩斜面でノーストックですが、今度は外脚だけでターンをする練習です。これは足首を曲げた状態で、膝を内にひねりこむという外脚の動きを集中して練習するためです。同時に前後、左右のポジションの確認もできます。私の場合は内脚はあがるのですがテールがついてしまいました。この場合はポジションが後ろすぎる場合が多いです。ポイントはカービングターンの場合、荷重・抜重ともに腿の裏側の筋肉を使うことです。ある程度低い姿勢になって、後傾になっているようにも見えますが、逆に言うと腿の裏側の筋肉が使える位置であれば後傾ではないということですね。あとはきちんと外傾を作ること。内倒していると内脚があげられないので、すぐにわかります。

 次に今度はストックを持って、といってもストックを束ねて斜面と平行になるように、逆手で持ちます。この状態で、緩斜面でターンの練習をしました。ストックは斜面と平行か、やや外脚が下がる感じにして、外傾のチェックと、あとは上体の移動のチェックができます。個人的にはこれが一番うまくいったような気がします。ということは体の軸の移動がうまくできないみたい。

 この4種類の練習をやって、最後にビデオ撮影。の予定でしたが、ビデオの不調のために中止。引き続き練習して、ゲレンデでの練習は終わりました。

 そのあとはミーティングがあります。今日はビデオを撮ってないので、今日やったポジションのイメージトレーニングをしました。ここで整理しますと、

  1. ちょっと外向:あまり外向を作るという意識はない方がよい。スキーの向きよりすこーしだけからだが外を向くという感じ。
  2. 外傾を作る:当然ながら、斜面に合わせた外傾。外腰が伸びないように、縮めておく。
  3. 外脚の荷重:まず、足首を曲げておく。そのあと、力を加えながら、外膝を内側にひねりこむ。
  4. 軸の移動をする:まず外腰と両足の腿の内側、そしてくるぶしに意識をおいておく(力を入れる)。骨盤を斜面と平行に、そして背骨を骨盤と垂直にしたまま、背骨を内側へ移動していく。常に外脚荷重を心がける。内脚の動きに気を取られすぎると、内脚に乗ってしまうので注意。そして、徐々に加重していく。
  5. 抜重:腿の裏側の筋肉を使って、立ち上がる。力を上に抜いていけない。うまい人だと立ち上がる量は少ないが、今の段階では立ち上がる意識があった方がよい。
  6. 角付け:この流れに注意しながら、次のターンの角付けをする。
 注意することは、
  1. 抜重でターンが終了するのではなく、次の角付けまでで1つの動作であること。
  2. 外膝を内にひねりこむとき、スキーのトップを雪面に食い込ませる意識がいいみたい。
  3. 足の指は反らせないで、地面につけておくようにする。(その方が後傾にならない)
 この動作がうまくできれば、内膝は意識をしなくてもきちんと曲がってくれます。結果として両膝が内旋することになります。

 ミーティングのあとは、確認のために3本くらい滑りましたが、バーンがかなり荒れていたので、うまくいきませんでした。

 これだけじゃおもしろくも何ともないので、ゲレンデ状況をお知らせしますと、今日のSSAWSは結構すいてました。リフト待ちはほとんどなし。たまに2分くらい待ちましたけど。SAJの検定をやっていたので、途中でコースを一部規制していました。といっても2時過ぎには結構荒れていたので、大回りとかは大変そうでしたね。そうそう、大盛宏幸デモがレッスンをやっていましたね。  6時30分頃ザウスを出て、電車でこのあいだ行った船橋駅前の回転寿司に行きました。おいしいので、15皿も食べてしまった。

 8時頃戻って、帰りました。この時間には珍しく、堀切付近で結構渋滞してました。しかも小菅付近でなぜか大雨。なぜかこの付近だけ降ってました。そんなこんなで家についたのは9時30分過ぎ。

 今日のレッスンはとても参考になりました。来週もがんばろう。

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9月3日(金)

 8月は1回も行ってないので、1月ぶりのザウスになります。7時過ぎに出て首都高を通ってついたのが8時40分。朝の通勤時間帯にしては首都高はすいてました。

 9時15分過ぎにチケットを買いに並びに行くと、朝里で一緒だったKさんがいました(7月7日(水)のところを参照。)。7月は結局22日連続でザウスで滑ったそうです。今日も1週間連続で滑って、2週間目に突入したとのこと。うーん、うらやましい。

 先に並んでいたのでチケットをいっしょに買ってもらいました。ありがとう。おかげで思ったより早く滑ることができました。

 駐車場のクルマがチケットを買う人の割に多いので何か早朝のイベントがあるのかなと思ったが、 今日は早朝でポールトレーニングがあったらしい。ただしボードだけど。ボードならバーンもそんなに荒れないし、貸し切りが終われば帰っちゃうから混まないしと思って1日券を買って入場しました。

 10時15分くらいから滑りましたが、ボードといってもポールをたてているので、やはり結構掘れていました。1ヶ月ぶりだし、あまり無理しないで滑りました。

 11時まで滑って、VOLKLのP40 RCをレンタルする予定でしたが、バーンが荒れているので、今日はやめました。そのかわり、Kさんが履いていた板(ROSSIGNOLのRND 98-99モデル)を借りました。私の履いているRNXと比べてかなりサイドカーブがきつく、角付けをするだけでターンが始まっていきます。回るのが楽なのが最大のメリットですが、ターン弧の調整が難しいなと思いました。もっとも慣れもあるんだろうけど。

 バーンは結構荒れ気味で、12時前にはすでに両コースともコブができていました。イエローコースの方がコブが均一で滑りやすかったので、最後の2時間はイエローコースで大回りの練習をしました。Kさんのあとを滑って同じラインを通るようにする練習です。他人のリズムで滑るのはポールの練習にもなります。最初の方はスキーがずれてしまいうまくいかなかったけど、外スキーを前に出す(内スキーを手前に引く)意識で滑るとうまくいくようになりました。

 他に今日意識したのは、外脚は親指の方、内脚は小指の方に乗るようにすることくらいかな。結構本数を滑ったので、疲れました

 そのあとはKさんに板の手入れのやり方(彼はバイス台を車に積んであって、滑り終わると駐車場で手入れをする)を見せてもらってから夕食を食べに行って、8時頃帰りました。今月はデサントのレッスンがあるのですが、その前にいい足慣らしになりました。

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