鹿沢旅行記

 今回は技術選の埼玉県予選を見学するために鹿沢ハイランドへ行って来ました。
 鹿沢に行くのは今回が2回目。前回は風邪を引いて大変な目に遭いました。今回も風邪は治っていないが、のどが痛い以外は完調なので、とても楽しみ。

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1月23日

 朝7時に東松山を出発して、関越道を北上。碓井軽井沢で降りて、鬼押し出しハイウェイを進み、鹿沢には10時につきました。着替えて、食事して、午後から滑り始めました。技術選は通常第5リフト沿いのコースで行われます。出だしは中斜面。途中で斜度が変わって、後半は急斜面になっています。真ん中から下は一部コブ斜面となっていて、決勝ではコブ斜面を使うみたいです。
 第2リフト沿いを何本か滑って足慣らし。その後技術選で使われるであろう第5リフト沿いのコース(ライト)に行きました。行ってみると出場者が一生懸命練習しています。しかもものすごいスピードで滑っています。私も出場者の方と一緒に滑りましたが、はっきり言ってついていくのが精一杯です。というか危険ですらあります。例えて言うなら、高速道路の追い越し車線を原チャリで走るようなものです。出場資格が1級以上ですから、うまい人ばっかりなのはあたり前ですが、レベルの高さは想像以上でした。コースのはじをよく見ると、各種目のスタートとゴールには目印がありました。ちなみに予選の種目は4つ。

    1 急斜面大回り
    2 急斜面小回り
    3 中斜面小回り
    4 総合滑降

で不整地種目は決勝までお預けです。
 それぞれの斜面で本番を想定しながら、気のついたところをチェックしながら滑りました。
 ナイターも今日に限っては無料開放ですが、あまり滑りすぎて疲れてもということでナイターはなし。夜も10時に寝て、早起きしてなるべく早くコースに出ようと言うことになりまし た。明日はどんな大会がみられるか楽しみです。

  1月24日

 いよいよ予選当日。予選の行われるコースは以下のとおり。


    1 急斜面大回り 第5リフト(ライト)下部
    2 急斜面小回り 第3リフト中間駅の左側(レフト下部)
    3 中斜面小回り 第5リフト(ライト)上部
    4 総合滑降 第5リフト(エース)上部(第3リフト寄り)

 出場選手は女性60名、男性363名で計423名。出場者数は全国でも上位だそうです。1人ずつ滑っていると日が暮れるので、110人ずつに分かれて滑ります。ちなみにゼッケンはランダムに決まるので、知っている人が続けて滑るわけではない。従って観戦するのも大変です。とりあえず総合滑降からみることにしました。

 総合滑降
 第5リフトを降りて、リフト寄りの斜面(中斜面小回り)を越えて第3リフト寄りの斜面を滑ります。最初は中斜面くらいで真ん中から下部は右下がりの片斜面で、最後少し急になっています。基本的に滑走はフリーで、何種目入れるとか、何ターン以上するとかは決まっていません。みていて一番多いパターンは、前半3ターンくらい大回りで、その後小回りを入れて最後中回りまたは大回りというもの。ただ個人的には小回りよりはずれない中回りの方がスピード感がでてかっこいいかなと思いました。

 急斜面大回り
 第5リフトの下半分で行われました。アイスバーンでとても滑りにくそうでしたが、そんなことはお構いなしに滑っていました。大回りもターン数は決まっていませんが、だいたい4ターンぐらいの人が多かったようです。かなりスピードがでるのでゴールで止まりきれずに転倒している人も結構いました。急斜面大回り

 中斜面小回り
 第5リフトを降りてすぐわきで行われました。さすがにうまい人ばかりなので、この種目で転倒したり、大きなミスをする人は皆無でした。これで点数に差は付くのかなと思いましたが、逆に結構点差がついたようです。 中斜面小回り

 急斜面大回り
 第3リフトを中間駅で降りて、左に入ったコースで滑ります。移動が不便だったので、実はこの種目だけ見てません。後で思ったけど中斜面小回りよりはこの種目の方がおもしろかったかもしれない。

   各選手とも12時前には全種目が終わりました。昼食を食べて、2時に決勝進出者の発表があるので、それまで滑りました。今日は急斜面での滑りということで教わりました。ポイントは4つ。

    1 急斜面ではクラウチングの体勢で両手を開いた状態で滑るのがよい。
    2 外足加重はもちろんだが、内足にも加重して緊張感を持たせること。
    3 切り替えて立ち上がるときは次の山足で踏みながら立ち上がる。
    4 切り替えではつま先立ちになるくらい体(骨盤及びもも)を前に出す。
   実際にやってみると、急斜面での切り替えが若干はやくなり、ずれも少なくなって、とても参考になりました。
 2時にあがっていよいよ結果発表。今年は以上にレベルが高く、クラウン保持者の人でも予選落ちしたとのこと。
 さらに3時頃には各選手の点数も発表され、それを確認してから帰りました。
 帰りの山道は凍結しており、とてもおっかなかった。碓井軽井沢ICまで2時間もかかってしまいました。これじゃ藤岡JCは混んでるんだろうなあと思ったら、全然クルマがいないのでおかしいと思っていると、新潟方面の上りは渋川伊香保から60キロ(!!)渋滞とのこと。上信越道も佐久の先の八風山トンネルから8キロ渋滞とか。大変ですねえ、ご苦労様です。

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