今シーズンもポールキャンプに参加することにしました。今回は土曜日から。いきなり新しい板ですが、大丈夫でしょうか?
1月15日(土)
今シーズンはジムニーで行くのは初めてです。スタッドレスもはいたし、板も新調したし、ワンピもヘルメットも買ったし、完全レース仕様です。あとは腕だね。というわけで6時に東松山から例によって関越に乗りました。土曜日ということもあってクルマは結構いますが流れてます。久しぶりのスキードライブ(といっても道路に雪はないが)のせいかちょっと疲れたので、いつもより早く甘楽で休憩。眠いのでちょっと寝てしまえ。
ということで40分くらい寝て、軽井沢へ向かいました。渋滞は全くなく、8時過ぎにはゲレンデに着いてしまった。着替えて、メールチェックをして、9時に受付のあと滑りました。
ここ数日は明らかに雪が降ってない(あるいは降らせてない)ですね。かなり凍ってました。新しい板にも慣れてないので、大変でした。
ちなみに新しい板は、VOLKLのP40 RCです。前から欲しかったんですが、鹿沢で大会に出てから、思うところがあって、急遽買いました。当初178cmを買う予定でしたが、なんと売り切れ。そこで店の人と話し合った結果、183cmにしました。以前SSAWSでこの板(長さは183cmで、プレートつき、ステップインのビンディング 詳しくはこちら)は試乗したのですが、小回りになると扱いづらかったので、ちょっと心配です。 10時からいよいよトレーニング。今回の講師は校長の横尾さんです。いきなり浅間コースに行って、ポールをインスペクションするのかと思ったら、普通に滑るようにといわれました。まだ板にも慣れていないのに、大丈夫だろうか??とても心配だったので、最初は様子を見ながらゆっくり滑りました。
何本か滑ると新しい板にも慣れてきて、踏む位置とかがわかってくるようになりました。結果から言うと板の長さは問題ないですね。ビンディングをターンテーブルにしたので、板が真ん中からたわむ感じがあります。なので弧を小さくしようと思えば小さくなるし、大回りもトップからスキーがかんでいけるし。高速安定性は若干犠牲にはなってると思いますが、今の私のレベルでは必要ないでしょう。いやー、借金して買ったかいがあったというものです。
そんなわけで板の性能に満足しつつ、午前中は本数を稼ぎました。注意したのは
(外脚の)拇指球から(次の外脚の)拇指球への体重移動については、前回もやったのですが、内倒したりしてあまりうまくいかなかったので、今回は朝里の経験をふまえて、次の外脚は足の付け根から動かしてみました。外脚の拇指球から立ち上がると同時に次の外脚の足の付け根から動かすようにすると、うまくいきました。「足場を作る」というのは、「板をとらえる」という表現も使ってましたが、板の踏める位置を探すということですね。これについてはビデオミーティングの時間に詳しく教えてもらいました。(あと切り替え時のクロスオーバーも。)
拇指球から拇指球への体重移動 角付け前に足場を作る 切り替え時のクロスオーバー:横への移動から斜め前への移動へ 午前中注意されたのはまず「ポジションが高い」ということ。これはまず競技をやるにしては高いという意味と、あとは低くするには単に上体をかがめるのではなくて、脚を外に出すことで低くすると言う意味もあるようです。あとはクロウチングを組むときで、ターンするときには手は外スキーの真上ということ。これは結構効果がありました。
午前中はある程度注意されたことを意識して修正できたのですが、午後は脚が疲れているのか、あまりうまくいかないことが多かったです。ちょっと体力不足かな??
私の場合「足場をつくる」というのができていないので、まず上下動をわざと使って、踏める位置を探して動いてみる方がタイムが伸びると言われました。具体的にはターン後半のところから両足を使って立ち上がる。このとき当然上に抜けてしまうと力が逃げてしまう上に後傾になるので、斜め前に立ち上がるようにする。ただし、斜め前ということをあまり意識しすぎると、上体からつっこんで内倒してしまうので、
外脚の拇指球から立ち上がると同時に次の外脚の足の付け根から動かすようにしてみました。こうすると結果として腰から動いて、そのあと上体がついてくる感じですかね。
段階として、上下動を使って練習したあと、緩斜面のクロウチングがうまくできた段階で、その動きを中斜面でやってみる。中斜面でできたら急斜面で、という感じで足首のとらえ、そして脚を投げ出すという感覚をつかむのが効果的という話がありました。 午後は2本滑ったあと、ビデオを撮りました。ビデオ撮影の時は緊張したのもあったのですが、特に2本目はひどかったですね。2旗門目がかなり振ってあるので、ここをうまくクリアしないと以後のラインが全部落とされてしまうのですが、案の定落とされて、リズムに乗れないまま終わってしまいました。
今日は昨日ビデオミーティングで言われた、「上下動を使ってとらえの練習をする」ことだけに集中してトレーニングすることにしました。 あと前々から言われていることですが、手が後ろまたは下に下がることが多いので、上げるようにするだけでもかなり違いました。いろいろ考えて混乱してしまったときは手を前に出すだけでも私の場合違うみたいです。まあ、手が前でもお尻が下がる場合はありますが・・・・
1月16日(日)何本かに1回は切り替えで板がとらえられたときもあったので、今度は板をなるべく横にしないようにしました。といっても今日のセッティングも結構難しく、1,2旗門目がかなり振ってあるので、1旗門目の入り方からきちんとやらないと落とされてしまって滑りにならないことも多かったです。
夜が寒かったせいか、今日は降雪機が朝までフル稼働して、たくさん雪を降らせていました。ただし降雪機の回りに固まってしまっているので、そこだけジャンプ台のようになってました。浅間コースも振らせてありましたが、ジャンプ台も何カ所かあって、そこにポールが立ってたりしたので、結構怖かったです。
午後になると結構掘れてきて、しかも気温が低く雪がしまってきたので、アイスバーンになってしまい、前半がどうしてもうまくいかなくなってしまいました。そこで最初の旗門をなるべく外から入って、あまりこがないですぐターンしたら多少ましになりました。それでもターンを始めるのが遅いみたいですが・・・・
そんなわけで3時30分にレッスンが終わって、解散。そのあと中軽井沢に戻って、千ヶ滝温泉に行きました。1000円くらいかかりますが、きれいなお風呂で、洗い場も広くていいですね。露天風呂もあるし。ゆっくり休憩して5時30分に出発して、8時半前につきました。
今回は2日間だけでしたが、問題点と解決方法がわかったので、とても有意義でした。軽井沢にしては暖かかったので、ワンピでも寒くなかったし。