後編は朝里での基礎キャンプのおはなしです。といってもなにやら小難しいことになってしまった。書いてて思ったけど、読んでてあまり面白くないです。12月23日(祝・木)
今日からいよいよ朝里でのスーパーテクニック基礎キャンプです。札幌を9時頃出て、JRで小樽へ向かいました。時間があったので、最近南小樽にできた「マイカル小樽」に行って来ました。とにかくでかいです。中には映画館や、小樽よしもと、石原プロワールドなどがあります。全部回るわけにはいかないのでさっと見ただけですが、結構楽しめそうですね。
そのあとは朝里に向かいました。昼食を食べて、はたと気がつきました。「荷物、届いてるかな??」
そうです。板とウェアは重いので、帯広を出るときに宅急便で送ったんです。が、調べてみたところ届いてない。大丈夫か??と思ったところでちょうどやってきました。
ほっとしてると、東京からの組がまとめてやってきました。今回は、覆面デモS氏もやってきました。さっそく着替えて、スキー場に向かいました。
今日の天気は曇り。予報では崩れるとのことでしたが、どうでしょうか。雪質はいいですね。ただ、サホロやトマムに比べると、ちょっと重いかな。なんてぜいたく言ってるんじゃない。充分すばらしいです。
開校式とクラス分けのあと、さっそくレッスン。今回の担当は輪島千恵さんです。人数がたくさんいてクラス分けに時間がかかったので、1時間ほどでしたが、立ち上がる(抜重する)ときの足の裏の使い方は参考になりました。拇指球周辺の足の指の関節があるあたりを踏みしめながら立ち上がるという感じ。わかっているんだけど、ふっと飛び上がったりしちゃうんだよねー。気をつけよう。ちなみに上がる直前は雪が降っていて、結構寒かったです。
食事のあとはナイターレッスンです。講師は二瓶勝さんです。なんと横滑りを重点的にやりました。だけどばかにしていると結構できないもので、特に私の場合左足が外脚の時ができないらしい。外腰が我慢できなくてくるっと回ってしまうんですね。あと参考になったのは「目線を斜度に合わせる」というもの。谷側が下になるように目線を合わせると自然と首が傾いてきて、肩と腰がいい位置になるような感じがするので、やってみるとうまくいきました。
ナイターのあとはお待ちかねの風呂。ここのお風呂は露天風呂とサウナもあって、結構お気に入り。露天風呂に入ってると雪が降ったりしてね。あとこの時期はライトアップしてあります。写真を取りに行こうと思ったけど、こればかりはちょっとね。どう考えても誤解を受けるに決まっている。
12月24日(金)
今日の天気は崩れるという噂もありましたが、なんと快晴!やっぱり、私の行いの良さがものを言ってるらしい(違う)。
まず午前中はエクストリーム系スキーの試乗となりました。今回試乗したのはいつものSNOW BLADEではなくFISHERのラダークというもので、長さは150cm。あ、写真は撮り忘れちゃったので、ここを見てください。感想を先に言っちゃうと、あまり良くなかったですね。150cmあるわりには、安定感がない。普通この手のスキーって、ずらす方が大変だったりするんだけど、簡単にずれてしまうのが気になりました。
で、講師は上村文代さんです。細かいことは考えずとにかく滑ろうということで、まず一番上のパープルコースへ行きました。ここは結構標高もあって、朝イチでくるととても気持ちいいです。今日は天気がいいので日本海も見えます。ただ今回は貸し切りでポール張ってたので、半分しか幅がなかった。残念。
とりあえず滑ってみて、そのあと下のイエローコースでちょっとだけ練習。2人一組で、内側の人が外側の人を引っ張ることでうまく外脚に乗る練習をしました。私は上村さんと組みましたが、緊張してうまくいかなかった。「外脚に壁を作る」というのが、どうしてもうまくいかないんだよね。
そんな感じで午前中が終わり、昼食のあと、少しフリーで滑って、午後の練習に備えました。長い板になれないと。
午後の講師は伊藤秀人さんです。今回やったのは「足の付け根をひねる動き」。まず山脚をハの字に開き、クロスして持ち上げる。このまま斜滑降をやりました。こつはまず外脚に乗る(外傾)ことと、 腰をローテーションさせないということ。足首の曲げも当然必要です。これも横滑りの時と同様に、左外足の時がなかなかうまくいきませんでしたが、腰の向きを注意すると何とかできました。足の付け根が痛くなりましたけどね。
秀人さんとリフトに乗る機会があって、そのとき前から気になってたことを聞いてみました。「カービングのときに外向は必要なのか」ということで、9月に沢田さんと中沢さんに教わったときに、ビデオを見たら外向が強すぎたので、今回はわざとローテーション気味に滑ってたら滑りが変になってしまいました。その辺のことを聞いてみると秀人さん曰く「(カービングでは)上体の向きと腰の向きは同じにはならない。だから腰の向きは外を向いていても、上体は正対気味でもいい。これを外向というかどうかわからないが、以前のものとは違う」とのことでした。なーるほど。これで疑問が解けたぞ。上体はスキーの向きに合わせて、腰は外向気味にすればいいんだな。と思ってやってみると、ターンの後半が全然違ってきました。あと足の付け根からひねる動きはスキッディングでもカービングでも共通なので、これを練習しました。
夜はナイターで、午後のレッスンの復習をしました。切り替えのときにからだから倒したり、膝だけ倒したりしないで、まず外脚の付け根を意識して始動して、そのあと大腿を内旋させるようにしました。付け根から始動させると、まず外脚の内側の筋肉全体と内脚の内側の筋肉が緊張します、そのあと大腿を内旋させると、内脚もうまくついてきました。膝頭の向きを変えようとしたりしましたが、やはり大腿から動かした方がいいみたいですね。
ナイターの時は結構疲れていたので、あまりうまくいかなかったけど、こつはつかんだような気がします。
いよいよあと1日になってしまった。帰りたくないけど、仕事じゃしょうがないか。
12月25日(土)
いよいよ最後の日。もしかしたら雨?という天気の中、起きてみると雪が降ってました。昨日の晩から降ってたらしく、15cmくらいつもっていました。
今日の講師は山田卓也さんです。どういう訳か天気が良くなってきたので、まずパウダーを滑ろうと言うことで、グリーンリフトを登って、リフト脇のコブ斜面を滑りました。コブがあって大変だったけど、ふかふかのパウダーはとても楽しかったです。
その後午後に開かれるタイムレースの練習のため、ポールコースを滑りました。といっても、私は午後に帰るので、出ないんだけどね。せっかくなので、ポールを滑りました。ポールは2コースありますが、振り幅は一緒でした。ただ片方のコースは凍っていて、大変でした。
午前中のレッスンはあっという間に終わりました。そのあと2本くらいフリーで滑って、いよいよ帰ることにしました。せっかくだから風呂にゆーっくり入って、そのあと着替えて荷物を送ってから出発しました。
バスで山を下りて、ちょっと歩いて北一硝子の3号店に行く予定が、間違えて1つあとのところで降りてしまいました。どうしようかなと思ったら、何とそこに北一硝子本店がありました。ラッキーと思って、そこでお買い物。本店は3号店や5号店に比べて店は小さいですが、一通り揃っていて、もしかすると買い物だけだったらこっちの方がいいかも。とくにすぐ迷う人には。
そのあと運河を抜けて、地ビールを飲みに行きました。ここは去年も行ったところです。ビールが5種類あったので、ぜーんぶ飲みました。計算すると1.5リットル(300ml×5杯)飲んだらしい。特に冬季限定のボックビールはめちゃめちゃうまかったです。あとやはり食べ物はおいしいですね。また行こうっと。
17時小樽発の快速エアポートに乗って、18時過ぎにつきました。時間があるのでPATで有馬記念の馬券を買って、そのあと飛行機に乗りました。この時間は空港が混雑するので、飛行機が遅れやすいです。羽田に着いたのは21時30分くらいでした。
羽田から2時間かかったので、家についたのは0時30分。つかれたー。
というわけで1週間の北海道旅行も終わり。まじめに仕事するか。
