戸隠&菅平の巻(ポール編)

第10日目 1月4日(金)
 土曜・日曜と菅平でポールキャンプ(GS)に行きます。その前に、1日休めたので、新しく買った2Vの足慣らしもかねてどこか行こうかなと。いろいろ考えたのですが、戸隠なんかは道だろうかということになりました。理由としては、長野市内に宿を取るとすると、そこから結構近いから。それにあまり混んでるイメージがないですからね。

 4時間かかると見込んで、朝は3時起床の4時出発。今日はちゃんと起きましたよ 。でも準備に時間がかかってしまい、出たのは4時40分。なのでなるべく休まないで、長野の手前の松代PAまでノンストップで行きましたが、そこで1時間も爆睡してしまったので、結局着いたのは10時前になってしまいました。

 今日は2Vの慣らしなので、2Vを持って行きました。10時から15時30分までの5.5時間券というのがあり、1日券よりも600円安いので、それにしました。

 長野市内にも結構積雪があり、戸隠もここ数日でかなり降ったらしく、1カ所だけ膝が埋まるくらいのものすごいパウダーのところがありました。ただ結構急斜面なので、なかなかうまくターンができず、最初のうちはかなり苦労しました。そのうち乗る位置がわかってきて、雪もかなりはけてきたので、滑れるようにはなりましたけど。

 2Vの感触ですが、板のせいかプレートのせいか、3Vと同じサイドカーブといっても小回りはあまり楽しくないです。というのは板が返ってこないから。このあたりがさすがGS用の板という感じです。でも板が縦に走る感じが何ともいえないですね。

 午後はアックスフリーバーで滑りました。戸隠は標高差も結構あって、滑走距離は結構長いけど、コース幅があまりない(野沢で言うとスカイラインみたいなコースが多い)ので、どちらかというと小回りの方が楽しいと思います。標高がそれほど高くないので、雪もやや湿っており、午後になるとコブになりやすいのもあるし。

 ホントは中社ゲレンデに行きたかったのですが、行き方がよくわからかなったので、結局行きませんでした。かわりにモーグルのA級コースにもなっているチャンピオンコースを滑りました。ここはかなりの急斜面な上に、大きなコブがあり、滑り降りるのは大変でした。

 今日は短いアックスフリーバーで、前後の荷重バランスと、切り替えの体重移動(前へ)を重点的に練習したのですが、やはり切り替えの動きがまだまだですね。上に抜けてしまったり、横に行ってるだけだったり。このあたりは明日なんとかしよう。

 宿は長野駅周辺なので、そこに行きましたが、道の雪が深くて思ったより時間がかかりました。宿に行く途中に、雪用ワイパーを買いに行きました。普通のワイパーだと、雪が挟まって使えなくなって、かなり危ない思いをしたりするので、せっかくだから雪国に来たついでに買ってしまえ。ということで、長野市内でゲットしました。早速使いましたが、これは便利。

 宿について早速夕食。以前善光寺に行ったときに、長野駅前で地元の人に聞いて教えてもらったそば屋があるのですが、そこに行くことにしました。15分くらい歩くと、ありました。やはりおいしかったですね。

 そばを食べて、宿へ。宿の前の道から1本駅よりに入ってるから、駅と反対側に行って、1本入ればOK。のはずなのですが、なぜかだんだん道が上っている。おかしいなあ。行きは下り道じゃなかったなあ。あれ?あんなところに露店が。あんなのあったか?と思っているうちに、気がつくと善光寺の大門が。おや?確かに宿は善光寺から近いと案内にはあったけど、それでも徒歩5分といってたし、っていうかもしかして、道に迷ったかも?まあいいや、せっかくだからお参りしていこう。これはきっと仏様の思し召しに違いない。

 というわけで、そのまま善光寺へ。ところがさすが善光寺、思ったよりも大きくて、しかも雪が積もっていて歩きづらかったので、本堂まで10分近くかかってしまいました。そういえば去年のレースのポイントも良くなかったし、馬券も当たんないし、道に迷ってるし。この際だから全部まとめてお願いしてしまおう。ということで、青賽銭を払ってお参り。これで初詣も済んだしと。(普通は初詣は神社に行かないか??)

 帰りに看板に書いてある地図を見ると、やはり道を間違ったらしい。長野駅からは道がやや放射状に出ているので、1本間違うと結構とんでもないところに行ってしまうらしい。原因が分かれば、後は大丈夫だろう。

 よくわからないけど、結局徒歩10分のところを1時間ほど歩いていたらしい。まあこれもトレーニングだと思えば。
第11日目1月5日(土)
 いよいよ今日から2日間は菅平でポールトレーニングです。市民大会前の最後の練習なので、がんばるのだ。

 4時半に起きて、予定どおり6時に宿を出て、須坂から菅平に向かいました。時間としては予定どおり1時間くらいで着いたのですが、長野市内が雪だらけ。10センチくらいは柔らかい雪が積もってますね。車線も見えないし、前も見えないし、大変でした。

 しばらく時間があったし、疲れていたので、寝てしまいました。そのあと受付して、ゲレンデへ。はっきり言って寒いです。吹雪いてます。でもポールは立ってました。よかった。

 インスペクションの後、いよいよ練習開始。事前に注意するよう言われたのは、  頭ではわかっているのですが、この日の斜面はスタートが結構急斜面。ホントにポール入門キャンプなのかと思いましたが、まあこれも練習だから。でもやはりいつもの癖が出てしまいましたね。言われたのは 去年のHPと同じこと書いてるじゃん。

これらはいずれもスピードに負けてお尻が落ちているから、体が緊張して動かなくなっているようです。フリーや緩斜面だとできるのですが・・・。

 午前中と午後各2時間滑りましたが、うまくいかない。大丈夫か??

 そのあとフリーでのレッスンもありました。 「スタンスはお尻の真下に足がくるように」「荷重位置を確認しながら」 これらに注意して、 特に3は今の私には必要なトレーニングのような気がする。ので、レッスンが終わってから数本練習しときました。

 夕方にはビデオミーティングです。まず、カービングの際に気をつけることとして3つ話がありました。まずは、角付け。角を立てるのですが、その際に体を前後ではなく左右に動くように使うのがポイント。次に、足首の前傾。曲げすぎてもダメなので、すねがブーツのタンに軽く当たる程度。緊張してることが重要。そして、上半紙がリラックスした状態での体の内傾です。

 さらにポールの中で気をつけるのは、このほかに、エッジングと解放のリズムをイメージすること。フリーの際にも1種類のターン弧で滑るのではなく、いろいろな大きさでターンするようにするといいとのこと。個人的には、ポールを滑る前にリズムをイメージするといいかも。

 あとは、手の動きについて。下がらないように前というのはもちろんですが、そのほかに手の動きと上体の動きを連動させないようにするとのこと。これはGSの場合、ポールをよけるための手の動きがどうしても出るので、連動してしまうとローテーションや過度の外向の原因となるようです。

 そのあといよいよビデオをみましたが、成長してないですねえ。あいかわらず上体がつぶれてかぶっているし、角付けが弱いまま荷重しているのでスキーが回っています。これは何が足りないのか?

 考えたのは 明日はがんばるのだ。
第12日目1月6日(日)
 今日は朝は曇ってましたが、晴れの予報。ゲレンデについて、インスペクションするころには、晴れてました。バーンはきちんと圧雪されているし、なかなかの好条件。まあ昨日かなり掘れてところは一部残ってましたが。

昨日はビデオを見て過去最高のショックでしたが、今日はいい感じ。というのは、ポールに入る前のフリーで、、昨日やった切り替え後に外足を上げて入る」ターンをやったところ、内傾角が自然と得られたのです。なるほどと思い、ポール1本目はそれだけを意識してやりました。 そうすると、急斜面の最初の2旗門はいい感じで入れました。まあ3旗門目であふれましたけど。

2本目は滑る前に角付けの事について指摘があったので、そこに注意して滑りました。角付けがあまいので、ターン後半(最高の角付け)で我慢して圧をためてから一気に解放(腰を斜め前方に)し、動きにめりはりを付ける。急斜面は今一つでしたが、そのあとはかなりいい感じ。

あとは1、2本目もそうだったのですが、お尻が落ちてしまっているので、切り替えのときに腰を高く持ち上げるようにも言われました。さすがに意識しても急斜面では落ちてしまいます(それでも横ずれの量は減ったと思う)が、戻すようにしていれば緩斜面で治るので、忘れないようにしました。昼食を食べてからはいよいよ最後。午後のポールです。

午後最初の2本は感じがつかめませんでした。休憩時間にビンディングをいじったのが原因のようなので、元に戻して3本目。急斜面はやはりうまくいかないですが、緩斜面ではときどき感じが出てきました。

14時30分に終了。帰省ラッシュに引っ掛かりそうなのではやめに出発しましたが、すいてました。新潟で雪が降ってたので、関越組が来てないのが原因みたい。いずれにしても、思ったよりもはやくつきました。ラッキー。



 

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