Last Updated 2007-10-14 |
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近頃我が家でオタクもの
ステージアWGNC34@ ROMチューン編
ここで書いた通り、現在私はWGNC34ステージアに乗っています。
このステージアを買った時、「北関東一早い車!」とPopに書いてありました。
さて、その後どうなったでしょうか?シリーズでお送りします。
久々のオタクネタです。今回は綾瀬はるか風にちょっとがっつりいっちゃいます。
今回は写真が多いですが、その理由は、「自分の為の備忘録」です。この前久々にROMを焼いたら手順をすっかり忘れていました(泣)。
写 真 |
解 説 |
エンジンコンピュータの内部です。 QFP→PLCC変換改造がされています。 コンピュータの型番は23710−0V300です。 使う石は日立(今はルネサステクノロジ)のH8/534です。取り外すには取り外し工具が必要です。 |
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秋月電子で買ったROMライタです。 今となっては懐かしいパラレル接続です。 |
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これにDIP→PLCC変換アダプタを付けます。 この写真では左側のソケット(読み込み側)に付けています。 |
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H8/534をセットしたところ。 右側のソケットは書き込み用です。 ちなみにこのH8/534はワンタイムROMの為、書き込みに失敗すると4千円が吹っ飛びます。 いろいろ調べて回ったのですが、発売当初、少数出回ったというEP−ROM版(いわゆる「窓付き」)はもうないそうです。 |
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ROMライタ付属のソフトがMS−DOSでしか動かない為、DOSを立ち上げます。 5.Commannd prompt onlyではなく、 4.Step by stepで、全てに「N」を押して完全な生DOSで起動しています。 |
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ソフトを起動したところ。 まず、ROMの型番を指定します。 27C256の12.5Vでいいようです。 |
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次にROMデータをディスクよりバッファに読み込みます。 | |
データフォーマットはBinaly/Machine code | |
いよいよ書き込みます。 | |
終了アドレスを指定してスタート。 この間が何とも言えずドキドキです。 |
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べりファイを終わって「ピー」という音と共にこの表示が出れば書き込みは成功! あとはROMを載せ換えるだけ。 ROM交換の時はマイナス端子を外し、鉄部に振れて自分の身体の静電気を逃がします。 |
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ここで知り合った田中さんより購入したデータをベースにいじっています。 データの修正にはROM EDITORを使っています。 機種別データはECR33用を使います。 変更部分はTP格子、回転格子変更、燃調、点火時期、ドエルデューティー、速度リミッター、回転リミッター、ブーストリミッター等です。 燃調マップはこんな感じ。 |
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各種リミッター画面。 こうやって見ると、「リミッターカット」という言葉は間違いで、リミッターはちゃんと生きています。ただし、そのリミッターが利くのは498km/hですが(笑)。。 私の技術でいじれるのはこの辺までです。 ちなみに、マインズなどはこれ以外にブーストの立ち上がり制御(ブーストの立ち上がりが鋭い)なんかもやっているようです。 |
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ガレージ工房 ソケット化改造と、基本となるチューニングROMはここでお世話になりました。 コンピュータの型式一覧のページもあり、参考になるページです。 http://www2.odn.ne.jp/~caq00020/page.ecu.htm げたのページ グリッドホームページ KSROM |
最後に、私が参考にさせていただいたページを載せておきます。 作者の皆さんに感謝!です。 こういうのは、「ホームページ」じゃなきゃ出来ません。資料的価値があるのは、やっぱり「ブログ」ではなく「ホームページ」だと思います。 ただ、個人のページは本当に少なくなりました。このアーティクルを作る為に、昔の記憶を頼りに検索しまくったのですが、ROM EDITORのページもステージアのMAPがたくさん載っていたページも、なくなっていました。寂しい限りです。 |