Last Updated 02-05-06

Heiny-Meeder流デジカメ考(コンパクトデジカメを買おう編)

 昨年末にQV-3000EXを買ったばかりだというのに、もう次が..物欲にハマッた私が目にしたものは..。


 ここで紹介したQV-3000EXですが、結構気に入って使っています。CFも128MB入れたし、死角はありません。

 しかし、どうもこのカメラ、大きくて重い。持ち歩くにはちょっとおさまりが悪いかな、という感じです。
そんな時、
この記事を目にしました。

 手のひらサイズでコンパクト、液晶モニタはないけど130万画素。おまけにちょっと無理すれば買えちゃう値段..。

 次の日、用事のついでにソフマップ大宮店にいる私、そこで目にしたものは、「もうちょっと無理をすれば液晶モニタ付きが買えちゃう」という事実でした。

...。

ということで、店頭調査において私が着目したのは以下の5機種です。

メーカー CANON FUJI OLYMPUS CASIO SANYO
型番 Power Shot A100 Fine Pix A201 C-1 Zoom QV-2100 DSC-R1
画素 121万 200万 131万 200万 125万
メディア コンパクトフラッシュ
(付属8MB)
スマートメディア
(付属16MB)
スマートメディア
(付属8MB)
SDメモリーカード
(内臓16MB)
コンパクトフラッシュ
(内臓1MB)
ズーム なし なし 3倍 なし なし
AF 固定
バッテリ  単3×2 単3×2 単3×2 単3×4 単3×4
重量 175g 200g 185g 190g 180g

これらのスペックで私がこだわったのは以下の部分です。

・単3電池2本駆動

このクラスのカメラは、コストが命なので専用充電池は使えません(ACアダプタやバッテリがコストアップにつながる)。それが幸いしてか、全ての製品が単3電池駆動となっています。2本or4本以外の違いといえば、リチウムイオン電池パックが使えるか否かでしょうか。電池蓋を開けてみたところ、A100は使えないようです。ま、うちにはニッケル水素充電池がたくさんあるので、あまり気にはしませんが。それよりも、このクラスで単3電池を4本使う機種があるのが驚きです。ちょこっと使うデジカメでは、実使用時の重さも結構重要なファクターだと思うんですけど..。ということで、QV-2100とDSC-R1はここで脱落です。

・メディアにはあまりこだわらない

 ここでは、コンパクトフラッシュにこだわっていましたが、今度のデジカメはお散歩用なので大した枚数も撮らないだろうということで、あまりこだわらない事にしました。ま、32MBが2千円程度でですから、おまけに付いている8MBや16MBのカードに不満があったら買えばいいや、という程度です。

・デジタルズームは「ズーム」じゃない

 今まで、デジタルズームは一度もONにしたことはありません。画質低下を伴うズームは、「ズーム」と呼ばない事にしています。

 

ズーム付きか、200万画素か、トータルバランスか..

で、残った3機種は全てカメラメーカーの製品となりました。なるほど、こういう風に見ていくとやはりカメラメーカーの製品になっちゃうのか。と妙に感心しながら真剣に悩んでしまいました。更に整理するために、利点欠点表を作りました。(我ながらオタクだなあ)

  CANON
A100
Fuji
A201
OLYMPUS
C-1 Zoom
利点 ○AiAFとインテリジェントAE
○コンパクトフラッシュ
☆200万画素
○おさまりが良く、小さいボディ
○豪華なおまけ 16MBSM
☆何と言っても3倍ズーム
欠点 特になし ▲パンフォーカス
△スマートメディア
△スマートメディア

なお、価格相応にボディが安っぽい事は全機種共通です。(特にA100は安っぽいけど^^;)

 で、実際に触ってみた感じでは、A201がイイんですよね〜、これがまた。収まりがすごくイイ。一番小さいし、何かグラッと来てしまう魅力があります。おまけの16MBスマートメディアもグーです。多分、追加で買う必要はないでしょう。しかし、パンフォーカス(ピント固定)については、確かに昔使っていたDC210A Zoomはパンフォーカスで不満もなかったけど、200万画素ではちょっと不安が残ります。

 C-1 Zoomについては、3倍ズームでこの重量、この価格、というのが魅力です。欠点は強いて挙げるとすればスマートメディアでしょうか。Fujiが16MBで追加購入は不要だと思いますが、8MBじゃちょっと(でも2,000円)..。
 関係ないけど、E-10が10万円を切ってる。SOFMAPで99,800円のを買い損ねて、QV-3000EXを買ったんだよなー。

 こうやって見ると、A100には強烈なセールスポイントはないですね。でも、3点AiAF、インテリジェントAEなど、マニア受けしそうで、なおかつ実は非常に重要なツボを押さえた設計となっています。まあ、ICを上級機と共用しているだけだと思いますが、差別化の為に無理やり機能を殺したりせず、ユーザーに還元するその姿勢は高く評価出来るでしょう。

 あ〜、書いているうちにすっきりした。そろそろ結論です。ヤマダ電機のホームページでかなり安く出ているし、Power Shot A100を買うことにします。ただし、かみさんには内緒で。(爆)

p.s.最初に狙っていたiNC30ですが、まだ実物を見た事がありません。とっかかりはこれだったハズだけど..。

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