Last Updated 2009-05-17    
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近頃我が家でオタクもの
DNRH−001ベースの無音PC 改良編

こちらのページで紹介したDNRH−001改ですが、ホームページ作成マシンとしてHP作成環境を一式引っ越して来ました。

やはりクリエイティブな作業には無音が一番!しかし、何となく気になる事が。。それは温度上昇。当ホームページはなんやかんやで1996年から13年分も積み上げて来ています。

大事なデータが消失しないように、本当にファンレスに出来るのか検証しました。


写 真

解 説

温度上昇をSpeedFANで測定したもの。どんどん上昇しています。

これじゃあ使っているうちに落ちる訳だ。


ファンの仕様。安いファンですね(苦笑)。
それにしても、羽根に付いた埃がすごい。。


スタート〜@の状態


@〜Aの状態

という事で、あり合わせのファンを装着して実験する事にしました。

旧マシンから引き上げた60mm 定格1950rpmのファン(一応「静音型」と名の付くファン)を、筐体の上に置いてみました。

ファンを回し、@のポイントでファンを縦に(すなわち筐体内の空気を吸わないように)してみました。

ファンを取った瞬間からてきめんに温度が上昇しつつけます。

Aのポイントでファンを再度横置きに、再度温度が下がって行きます。

で、結論

完全無音化は無理っぽい!


FANの設置

たまたまKSデンキに行ったら置いてあったFAN。
ボールベアリングの安いFANですが、最大1200rpmなのとPWM対応で1,380円と安かったのでつい買ってしまいました。















ケースの裏側に無理矢理設置してみたの図(笑)

ヒートシンクに当たるのではないかと心配でしたが、何とかどこにも当たらずセッティング出来ました。
















SpeedFANの設定

「PWM mode」を"ON/OFF"から"Software controlled"に変更します。

これをしないとコントロールが出来ません。





















スピードを65%に設定して944rpm。

ただこれでも「無音」とはいかず、少し音がします。CPU温度も最大40℃まで上昇します。

これ以上スピードを上げるとはっきりとFANの音がします。


ちなみに、実験の時のようにケースの外側に設置した場合ほぼ無音になります。

収まりの良さと静音性、どちらを取るか悩み所ですね。



















しかし、熱に対する不安は完全に消えたわけではありません。

SSDの下のトランス(黄色い部分)が相当熱くなっています。

上の配置だとHDDのステーとメモリモジュールに邪魔されてこの部分には風が全く通りません。

2.5インチSSDでさえこの熱さなので、3.5インチHDDを使っているノーマルは結構危険なんじゃないでしょうか。
















結果的にこうなりました(苦笑)。。




FlashPointの導入


2GBのメモリを入れ、スワップファイルを無しにしたり、ERAMを使ってインターネット一時ファイルをRAMディスクに置いたり工夫しているせいか、このマシンではプチフリを実感するような場面には会っていません。

でも、
このページを見て「面白そう」と思ったので試験的に導入してみました。

入れたバージョンはBata4Patch3です。

上のBenchはノーマルの状態。






下のBenchはFlashPointを入れた状態。


すごい効果!

と思いきや、実際に使ってみると。。


 風が語りかけます。

 「遅い、遅すぎる。。」

(埼玉銘菓 十万石まんじゅうのCM風に)


実際に使ってみたら逆にプチフリが発生するようになってしまいました。(泣)

ということで、即アンインストール!

ただし、かなりの頻度でアップデートされているので、近いうちに相当有益なツールとして仕上がるのではないでしょうか。

継続してウォッチして行こうと思います。




09-06-15 Update


その後のバージョン(20090603 beta6)が出たので入れてみましたが、安定して動いています。




休止状態をワンボタンで


DNRH−001は電源SWがメカSWなので、間違って
「スタンバイ」を押すと「ムンクの叫び」状態となります。

ここのページここのページを参考に休止状態のボタンを表示出来るようにしました。

 

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