Last Updated 2006-10-01 |
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冷蔵庫を運ぼう!
今年の夏は短かったけど暑かったですね〜。
Heiny家は新しい冷蔵庫をゲットしました。どうでもいい話ですがカタります。
夏のある夜、Heiny家に異変が。寝室で寝ていると、台所の方から大量の虫が発生したような音が..。
「??」
見に行くと、それは虫ではなく冷蔵庫の音でした。
音だけでなく、全体が熱を帯びており、極めて危険な状況が見て取れました。
「夏の日に冷蔵庫が壊れたら..。」
昔、一人暮らしをしていた時のこと。真夏に実家に帰っている間に給湯器が漏電し、3日間くらい停電状態になった事があります。
その時の冷蔵庫内の惨状は、今も忘れられません。
そして、いまのうちの冷蔵庫、満杯..。
このような状態でもし長時間の停電が起こったら、未曾有の大惨事となるのは間違いありません。
そう、第二次大戦中、ミッドウエー海戦で爆弾や魚雷を搭載した艦載機の頭上から急降下爆撃された空母「赤城」のように..。
と言う事で、週末に冷蔵庫を買いに行く事にしました。
しかし、その翌日、妹からの電話。
「あたしだけど、Hei兄ぃ(我ながら微妙なネーミングセンスだ..)のところ、冷蔵庫いらない?4ドアなんだけど。」
「へ?」
「もう6年も使って古くなっちゃったので新しいのに買い換えるんだけど..」
「え?何年使ったって?」
「6年」
<心の声(笑)> そこでまたぶち切れですよ。 お前な、冷蔵庫ってのは普通10年は使うもんなんだよ。 旦那が外資のプチ金持ちは、吸引力の変わらないだだひとつの掃除機、ダイソンでも買ってろ! |
というごたくはさておき、こういうのを「渡りに船」というんでしょうね。
説教くれながらもありがたくもらう事にして、週末にはニッポンレンタカーでパネルバンを借り、妹一家の住む朝霞へ向かったのでした。
レンタカー屋でクルマを見た時、密かな驚きが。
「クラッチが、ない。」
「はい、この車はスムーサーEというクラッチレスのマニュアル車となっています。」
<心の声(笑)> この前、いすずのエルフ乗ったんですよ。2tロングのやつ。 え?これ「NAVI6」って言うんじゃないの?というツッコミはさておき。。 もうね、アホかと、馬鹿かと。 入らないコラムシフトのギアを、ダブルクラッチ使って「よっこいしょ」とか言いながら入れていくのがいーんじゃねーか。AT限定免許はすっこんでろ! |
という吉牛ガイドラインが頭をよぎりました。
学生の頃、夏休みのバイトで叔父の土建屋を手伝っていて、2tロングにアセチレンだの発電機だの積んで首都高を走っていたHeinyとしては、トラックには密かに運転のしづらさを期待していたのですが、まぁ気を取り直して出発です。
でも、乗って見ると、これが以外とイイ。
発進時の半クラッチがイマイチな以外は、変速も結構早いし、ふつーに走っている限りでは上手い制御になっています。
昔、舘内 端氏が「ギアダウンでダブルクラッチを使うのに感動」とコメントしていましたが、その通りです。
あまりにもイージー過ぎてトルコンのATと勘違いしてしまい、発進時に2速(トラックは発進は2速ね)に入れ忘れた事も何度かありました。
その時でも、車は丁寧に半クラッチを使いながら「もわ〜ん」と加速します。あっぱれ。
で、妹の家に着いて、冷蔵庫を積んだら、こんな感じ。
「これ、アホだよ。。」
無理もありません。2tロングのアルミバンといえば、単身赴任じゃない普通の引っ越しにも使えるサイズです。
それに冷蔵庫1個!ですから、アホな光景になるのも仕方ありません。
それを見た妹は、
「他にもソファーとかいらないもの持って行ってよ。」
俺はリサイクルショップのオヤジじゃねーっつーの。
ところで、何で2tロングにしたかと言うと、「パワーゲート」これだね。
若かりし頃はよかったけど、そろそろ40代の声も聞こえるこの頃は、「無理しない」やっぱコレでしょう。
6年前に中古のマンションを買った時は、友人に手伝ってもらって自分で引っ越しをしたのですが、その時にパワーゲートに魅了されました。
どうでもいいけど、あの頃はみんな若かったですねー。
奥さん連中は台所を、旦那衆は腰痛気にせず大物を運んで、
で、昼飯は仕出し寿司にビール!なんて、そんなのどかな所がありました。
引っ越しを手伝ってくれた友人達には改めて感謝!
ちなみに、今は無理です。翌日に腰痛で会社を休むなんてカッコ悪すぎる。
で、パワーゲート付きを選んだら2tロングにしか設定がなかったという訳です。
そして、何故か妹の家に来ていた(ていうか呼んだらしい)親父と家に戻り、冷蔵庫の中身を入れ替えた後、古い冷蔵庫を積んでヤマダ電機に向かいました。
いや〜、家電リサイクル法は結構いいね。
実は、家電の廃却では何度か悩まされたので、廃却品の処理が一番心配な点だったのです。
今までは、販売店は買い換え以外だと断わるのが普通でした。
解体業者を何件もあたって引取先を探し、何だかよくわからないけど言い値で引き取ってもらっていました。
しかし、家電リサイクル法では廃却品の引き取りは売った店が行う事となっている為、断られる事は普通ありません。
また、リサイクル料金は5千円弱ですが、何件もの解体業者に断られ、「山に捨てに行くか」などと思った事を思い出すと、まあしょうがないか、という水準と思います。
という事で、ヤマダ電機でリサイクル券を購入し、冷蔵庫を降ろしてミッション・コンプリート!
ま、やはりこの空虚な荷室には店員も苦笑していましたが。
で、気になる費用ですが、概ね以下の通りでした。
レンタカー | 17,000円 | (12h、保険、パワーゲート込) | |
軽油 | 1,000円 | ||
リサイクル | 5,000円 | ||
計 | 23,000円 |
レンタカーはうちの組合が法人契約しているカードを使ったので多分5千円くらい安くなっているはず。
まあ、妹や親父へのお礼を入れても新品の半値以下だったし、何よりもこの奇妙なタイミングも含めて面白い話なのでよしとしましょう。
ちなみに、業者を頼むとこのくらい。
サイズからするとDランクなんだけど、同一県内で8,800円か。(ちなみに、ヤマダ電機ではリサイクル品の引き取りは2000円との事。)
確かに、自分の都合のいい時間に配達出来たけど、う〜〜む..。
家族との時間を削ってまでやる?危ないのに、ケガしたらどうするの?妹や親へのお礼とか入れたらもっと高いでしょ。などなど、もっともらしい正論が頭をよぎります(笑)。
でも、「ホームページのネタげっと!」はプライスレス!という事で、次回をお楽しみに。
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