藤原師氏

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 太政大臣藤原忠平の四男。母は源能有女昭子。同母兄弟に師輔、師保、師尹がいる。
 左中将、蔵人頭を経て、32歳で参議となるが、官位は7歳下の師尹に遅れをとり、正三位権大納言までしか昇らなかった。政治家としてよりも歌の道に優れていたようである。枇杷大納言または桃園大納言と呼ばれていた。
 醍醐第七皇女都子内親王および大13皇女靖子内親王が降嫁したようだが、出世には繋がらなかった。(by えんじゅ)

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