料理のお話

小母さんの失敗した数々の料理を紹介します。
何の参考にもならないと思いますが、暇つぶしに聞いて下さい。
11.爆発2連発!! *牡蠣(かき)*(掲載:Vol.2-3)
 小母さんの実家は広島で、名産と言えば牡蠣(かき)。実家から牡蠣を送られた小母さんは、料理したことがないので困ってしまいました。箱を開けてみると、殻付きに、立派なむきみ殻付き焼くとして、むきみと、フライにすることに決めました。
 殻付き牡蠣を焼きながら一休みしていると、突然爆発音がし、ジューがあふれる音。コンロへ駆けつけると、辺りは殻が飛び散りコンロの火はメラメラ*****(@_@)*****何が起きたのでしょう!?
 気を取りなおしフライにチャレンジ。パン粉をつけて、の中へ入れました。様子を見ていると、突然バチッ!!*****(*_*)熱い!!!*****フライも爆発するの??
 恐るべし牡蠣料理。食べる頃には身も心もすっかりお疲れの小母さんでした。
 次はがんばろう。
 
10.とけて、消えた *百合根* 味噌汁PART3(掲載:Vol.2-1)
 百合根茶碗蒸では食べたことがあったのですが、百合根を見たのは初めてでした。見た目は球根。沢山手に入ったので、他に使えないものだろうかと思い、味噌汁に入れてみることにしました。一枚ずつぱらぱら取れて楽しい食材です。多いかなと思ったけど、メインにすれば良いと思い1玉入れました。
 さわった感じが硬かったので、早い段階からお湯に入れてみました。見ていると、周りから透明になるものの、真ん中あたりは白くかたそう。食べてみると、しゃりしゃり。生っぽいけど、小父さんが帰って温めなおせば良いと思い、火を止め、ふたをしてできあがり。
 小父さんが帰り、温めさあ食べようと、ふたを開け、お玉でかき混ぜるとさらさら
 *****(゚-゚)*****あれ!?
 百合根が消えている。ほくほくした百合根を想像していたのに、とけて無くなっていました。メインにしていただけになんともさびしい気分になりました。メインの具は麩(ふ)に変わり、百合根風味味噌汁の出来あがり。百合根を箸でつかんでみたい。次はがんばろう。
 
9.味がしない! *ポテトコロッケ*(掲載:Vol.1-11)
 小父さんはコロッケが大好きです。でも小母さんは作ったことがありませんでした。
 「ひき肉と玉ねぎを炒めて、マッシュポテトを混ぜて丸めればいいのよ。簡単でしょ。」
という一言でチャレンジしました。今回はうまくいきそう。(^.^)
 ジャガイモ2個でコロッケ4個を目標で作ったのですが、出来あがりはジャンボコロッケ。(^_^;)さあ油で揚げよう。手に持つとずっしり重い。投げ込むのは危険と判断し、そーっと入れた瞬間***** (*_*) 熱い!!! *****
 油が跳ねる事ばかり気にしていた小母さんは、指2本も一緒に入れていたのでした。そばにいた小父さんは何事かとびっくりした様子。すぐに氷水で冷やしたので大事にならずに済みました。
 体を張って作ったのだから、うまく出来ていることを期待しながら食べてみると・・・味がしないポテトコロッケは、とても素朴じゃがいも団子の味がしました。
 次は、がんばろう。
 
8.酔っぱらった!? *いくらの醤油漬*(掲載:Vol.1-9)
 小母さんは、小父さんと出会うまで筋子という食べ物は知りませんでした。でも、いくらは大好きでした(^.^)。筋子いくらが両方とも鮭の卵だったなんて知らなかったのは、小母さんだけ?
 今回は、昨年から気になっていた生筋子を買ってみました。この不思議な食べ物から、大好きないくらの醤油漬が出来ることを学習した小母さんは初挑戦!!お手本は、スーパーのちらしのおいしい、いくらしょうゆ漬の作り方。こんなメニューも北海道ならではなのでご紹介
 
  1. 人肌程度のぬるま湯に塩を入れて生筋子をほぐし、よく水洗いします。
  2. 醤油7:酒3の割合で(甘めの味がお好みの方は1:1の割合で)漬け汁を作ります。
  3. 数時間漬け、ほどよく味が付いたら汁気を切って冷蔵庫で保存します。なるべく2〜3日で食べきりましょう。
 
というものでした。
 な〜んだ簡単そう、作り始めたものの、うまくほぐせない。1/5位はつぶしてしまった。よく水洗いしようと水をかけると一瞬で水が真っ白になり、びっくり(@_@)。おっかなくなって、簡単に水洗い。漬け汁決め手なんだろうと酒はいつもの料理酒でなく国士無双を使用。見た感じ、ばっちりグー(^.^)
 小父さんが帰ってきた。時計を見ると漬けてから6時間経過
 わくわく食べてみると・・(゚-゚)・・ぷ〜〜ん・・(゚-゚)酔っ払いそうなくらい酒の味。小母さんが作ったのはおいしい、いくら酒漬けでした。
 次は、がんばろう。
 
7.どうしてにがいの? *ホワイトアスパラ*(掲載:Vol.1-7)
 いつも行く八百屋さんで生のホワイトアスパラを初めて見かけました。今まで缶詰しか見たことが無かったので、さすが北海道!と一人で感動。
 手にとって見たものの、どうやって食べるの?隣のおねえさんの選び方を見て地元の人と判断した小母さんは、いつものように、どうやって食べるんですか。と質問。
 「ゆでて、マヨネーズでいいんじゃないの。」という返事。それならグリーンアスパラと同じだと思い、喜んで買って帰りました。
 ゆでる時は、少し塩を入れて・・・太めなのでゆでる時間を長くしてっと、出来あがり。一口つまみ食いしてみると、*****(゚.゚)***** にが〜い!アスパラなのにどうしてにがいの?小父さんににがいことを力説しても信じられない様子。
 二人とも???で、にがいホワイトアスパラをマヨネーズでごまかしながら食べたのでした。
 後日地元の人に聞いてみると、「あくがあるからね〜、お米のとぎ汁でゆでるんだよ。」と教えてくださいました。今年はアスパラの季節が終わったので、来年はがんばろう!
 
6.ウロコ *サッパリ味の煮魚*(掲載:Vol.1-6)
 ホッケと言えば開きがおいしいのですが、一匹丸ごとの生ホッケが手に入ったので、煮魚に挑戦しようとしました。小母さんにとって大きい魚一匹は珍しかったので、しばらく遊んでいました。そのうち飽きたので、塩水で洗ってヌメリを落とし、さあ!3枚におろそう
 頭を落とし、かたいな…えいっっ(力を込める)。開いてみると背骨を斜めに横断。硬いはずだ、小母さんはまでそいでいたのだ。急きょ2枚おろしに決定。
 まな板を見ると小さなうろこ多数発見。ホッケってうろこあったの?洗っている時は気付かなかった。急きょ、ウロコ取り開始!ゴシゴシ!!うまく取れない、あきらめも肝心。
 ザブザブ洗って、ホッケの旨みもザブザブ。なんともまあ、サッパリ味の煮魚完成!
 小父さんに、「皮は食べないでね。」と一言添えて、何も無かったかのように夕食は進んでいったのでした。ウロコに注意して次はがんばろう!
 
5.すっご〜いしょっぱい *ほうれん草のバター炒め*(掲載:Vol.1-3)
 ほうれん草が手に入ったけど、おひたしは、作ったこと無いし・・・そうだ、バター炒めなら簡単そう。
 味付けは、塩コショウでいいわけだし。まあ、2人分だから3束くらいかな。ベーコン炒めて、コーンを入れて、ほうれん草。おっと、フライパンからあふれそう。味付けしなくちゃ、こんなにいっぱいあるのなら、塩コショウ出血大サービス!
 出来あがり。えっっ、これっぽち?あふれそうだったほうれん草はこじんまりと姿を変え、用意していたお皿に盛るとなんともお上品な仕上がり。
 いっただきま〜す。*****(@_@)***** しょっぱーい!小父さんを見ると黙々食べている。・・・・・(^_^;)・・・・・ 小母さんも黙々食べました。その後二人でお茶をがぶ飲みしたのは言うまでもありません。健康のため塩分は控えめにしましょう。おしまい
 
4.つやつやした食べ物 *ハンバーグ*(掲載:Vol.1-2)
 みんなが大好きなハンバーグ!!を初めて作った時のこと。ハンバーグなんて作った記憶が無く、さてどうやって作るの?。私の虎の巻にも載ってなく、本を探すことからスタート。あった!。オーブンレンジの付録の本「お料理名人」に中に。
 ふむふむ、玉ねぎを炒めてと・・・着々と進み(と言っても1時間は軽く過ぎていた)、とうとう焼くところまでいきました。オーブンを予熱して焼くらしい。
 待つこと約20分。ピピピッ!(完了の音)
 わくわく開けてみると写真と違う(T_T)。焦げがなく、つやつやとした表面。まあ、初めてだから・・と自分に言い聞かせ完成
 待てど暮らせど小父さん帰ってこない。結局、1人で試食。味は確かにハンバーグ。でも、焦げのないハンバーグなんて・・・いまいち。
 焼くのはやっぱりフライパン。その後、小父さんにはフライパンで焼いたハンバーグを差し出したのでした。おしまい
 
3.お味噌汁part2 *はまぐりの潮汁*(掲載:Vol.1-1)
 はまぐりの潮汁を作ろうとした時のこと。はまぐりには、「砂抜き」とシールが貼ってあったのですが、ボールに塩水を作って浸けておくことにしました。
 しばらくすると、ガチャ(鍵を開ける音)。小父さんのおかえりでした。
 さあ、急いで夕ご飯作らなきゃ。ボールを見ると、はまぐり、どれも開いていない
 (時間が短かったのか、塩水が薄かったのか・・)
 まあ、一応砂抜きしてあるんだから、きっと大丈夫。変なところで、自信満々。てきぱき、てきぱき、さあ出来ました。
 「いただきまーす。」
 なんだか、はまぐり変な味。よく見ると、なにやら、キラキラ光ってる。小父さんを見ると、何も言わず全部食べてた。(~_~;)
 確かに砂は無いけど、何かある。私は、一つ食べて残しました。だって、変な味なんだもの。小父さんごめんね。
 ということで、次はがんばろう!!
 
2.お味噌汁part1 *そうめんの味噌汁*(掲載:Vol.0-2)
 我家の夕食には味噌汁が必ずつきます。「味噌汁といえば朝ご飯」という声が聞こえそうですが、我家に朝ご飯はないのです。二人とも独身時代から食べない人たちなのです。
 味噌汁なんて簡単と高を括っていた私の失敗談を少しばかり・・・
 私は幼い頃からそうめん入りの味噌汁が大好きでした。その味を再現とばかりに、はりきって作りました。
 まず、そうめんをゆでて、水にさらし、ざるに上げてっと。一段階終了。少し休もう
 味噌汁の具をゆで、そうめんを入れ、お味噌を入れて味見。うんおいしい。出来あがり。待てど暮らせど小父さん帰ってこない。今日はマージャンかな。
 私は、先にご飯を食べようと鍋を開けるとびっくり。(*_*)
 お汁がない!!白くてか細かったそうめんは立派に成長していました。小父さんに見つかると何を言われることやら・・・
(そうだ、食べれば見つからない。)
 私はスプーンですくって食べたのでした。
 おしまい。次はがんばろう!!
 
1.煮込み過ぎ *ぶり大根*(掲載:Vol.0-1)
 結婚するまでほとんど料理をしたことがありません。料理1年生です。「基本の和食」の本を見ながら、毎日悪戦苦闘しています。
 北海道には、今まで聞いたことのない魚がたくさんあります。先日、ふくらぎという魚のアラを手に入れました。私の虎の巻を見てみると、どうやらブリ大根が一番近そう。
 アラを一口大に切るのが大変。包丁で押しても引いても切れないし。思い切って押し切ると、指の皮がむけてしまいました。(T_T)
 昆布とかつをぶしでだしとって・・・ここまでで約1時間。やっと煮込むことになりました。
 「・・・弱火で40〜50分煮込みます。・・・」という司令。
 この頃にはすっかり、お疲れさんになっていました。少し休もう。ぐーぐーぐー。
 はっと気付くと、部屋はうっすら霧がかかったよう。香ばしくて、いいにおい。我にかえり鍋を見るとが。
 時計を見ると、2時間半経過。寒い中窓を開け換気、お皿になかみを移し、お鍋を洗い。まるで何も無かった様子。
 小父さんに見つかりませんように・・・
 (そうだ、食べれば見つからない。)
 私は焦げをよけながら食べたのでした。
 おしまい。次はがんばろう!!

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