タイトル | : Re^2: 団九郎伝説について |
投稿日 | : 2004/12/09(Thu) 10:40 |
投稿者 | : 細井廣行 |
私が小学生の時(約40年前)に田上小学校で
校内放送用に団九郎の話を劇にした記憶があります。
その時は狸だったので、私は狸だと思っています。
もともとは狢(むじな)と言われていた気がします。
三省堂の大辞林で調べると
むじな(狢)−@アナグマの異名。
A(毛色がアナグマに似ているので
混同して)タヌキのこと。 とあります。
田上夏祭りが数年前に団九郎伝説をキーワードにして
田上団九郎祭りと衣替えする時に 実行委員会の商工会青年部から
もうすこしわかり易い物語に作ってくれと依頼されたので
私の主観でタヌキということにしました。
高畑勲さんのアニメ映画「平成狸合戦ポンポコ」に佐渡の
団三郎という狸が登場します。
この狸はかなり有名なようで、狐と狸の対決や狸同士の対決の
ような話がいくつかあるので、それらと団九郎伝説とを関連付けて
ショートストーリーにしました。
団九郎が狐か狸かという話は 田上町観光協会の会議等でも
たびたび話題になって、「どっちかはっきりしてくれ。」という
意見もありますが、私はこういった伝説、言い伝えというものは
あまりシロクロはっきりさせなくて、謎は謎のまま興味のある人が
そのつど あれこれと調べたり想像しながら末長く伝えてゆくと
いうのが良いのではないかと思っています。
イギリス人がネス湖の恐竜を親しみをこめてネッシーと呼んで
いるように、なにか神秘性が残っていたほうが夢があるように
思えます。