タイトル | : Re^2: 団九郎伝説について |
記事No | : 562 |
投稿日 | : 2004/12/09(Thu) 10:40 |
投稿者 | : 細井廣行 |
私が小学生の時(約40年前)に田上小学校で 校内放送用に団九郎の話を劇にした記憶があります。 その時は狸だったので、私は狸だと思っています。 もともとは狢(むじな)と言われていた気がします。 三省堂の大辞林で調べると むじな(狢)−@アナグマの異名。 A(毛色がアナグマに似ているので 混同して)タヌキのこと。 とあります。
田上夏祭りが数年前に団九郎伝説をキーワードにして 田上団九郎祭りと衣替えする時に 実行委員会の商工会青年部から もうすこしわかり易い物語に作ってくれと依頼されたので 私の主観でタヌキということにしました。 高畑勲さんのアニメ映画「平成狸合戦ポンポコ」に佐渡の 団三郎という狸が登場します。 この狸はかなり有名なようで、狐と狸の対決や狸同士の対決の ような話がいくつかあるので、それらと団九郎伝説とを関連付けて ショートストーリーにしました。
団九郎が狐か狸かという話は 田上町観光協会の会議等でも たびたび話題になって、「どっちかはっきりしてくれ。」という 意見もありますが、私はこういった伝説、言い伝えというものは あまりシロクロはっきりさせなくて、謎は謎のまま興味のある人が そのつど あれこれと調べたり想像しながら末長く伝えてゆくと いうのが良いのではないかと思っています。 イギリス人がネス湖の恐竜を親しみをこめてネッシーと呼んで いるように、なにか神秘性が残っていたほうが夢があるように 思えます。
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